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デビアレ、最大40dBノイズ低減の完全ワイヤレス「Gemini II」

「Devialet Gemini II」(Matte Black)

デビアレは、アダプティブ・ノイズキャンセリング機能やアクティブ風ノイズ低減(AWR)機能などを盛り込んだ第2世代の完全ワイヤレスイヤフォン「Devialet Gemini II」を9月28日より順次発売する。価格はMatte BlackとIconic Whiteが64,800円。パリ国立オペラとコラボレーションした「Opera de Paris」エディションのみ10月発売で、99,800円。

第2世代のために開発したというアダプティブ・ノイズキャンセリング機能「Devialet Adaptive Noise Cancellation」を搭載した。最大40dBのノイズ低減が可能。ハイブリッド・デュアルマイクロフォン構造と、既存の独自技術「Internal Delay Compensation(IDC)」を使ったデジタルフィルターを活用した機能で、ひとりひとりの耳の形状に動的に適応し、耳の形を問わず、あらゆる環境でさらに優れたノイズキャンセリングを確実に機能させるという。

AWRは、外出先でのリスニング中に風の影響を抑えるもの。各内蔵マイクロフォンは、防風性のある素材の層に包まれた設計で、空洞がイヤフォンの表面に当たる風からマイクの膜を保護する。ソフトウェア面では、風検知アルゴリズムが周囲の環境に応じて、アダプティブ・ノイズキャンセリングとともに外音取り込みモードの強度を制御する。

「Devialet Gemini II」(Iconic White)

音声通話アーキテクチャーも再設計。上述のAWRとあわせ、よりクリアな通話を実現した。

チタンコーティングを施した10mm径ドライバーを搭載。Bluetooth 5.2準拠で、コーデックはSBCとAAC、aptXをサポートする。最大2台までのマルチポイント接続にも対応した。

連続再生時間はイヤフォン単体で最大5時間、ケース併用で最大22時間。イヤフォンは1時間40分、ケースは1時間30分で満充電できる。充電ポートはUSB Type-Cで、Qiワイヤレス充電も利用できる。

ケースはフリップトップ式に

イヤフォンはアイコニックな形状を保ちつつ、初代モデルと比べて40%小型化された。IPX4の耐水性能も備える。また初代モデルではケースの開閉はスライド式だったが、第2世代ではフリップトップ式となり、瞬時に開閉できるようになった。

タッチ操作で再生/停止や、音量調整、曲送りが可能。すべてのタッチ操作は「Gemini」アプリからカスタマイズできる。近日中にはGoogleファストペアリングにも対応予定。

外形寸法はイヤフォンが16×26×23mm(幅×奥行き×高さ)、ケースが65×27×39mm(同)。重さはイヤフォン片側6g、ケースが49g。4サイズ(XS/S/M/L)のイヤーチップやUSB Type-C充電ケーブルなどが付属する。

10月発売のOpera de Parisエディションは、パリのオペラ・ガルニエ宮の黄金に輝く内装からインスピレーションを受け、24カラットのムーンゴールド・プレーティングが施されたモデル。「リスナーがどこに行こうと、ラグジュアリーで斬新なサウンドをもたらす」という。このOpera de Parisエディションにのみ、専用ポーチも付属する。

Opera de Parisエディション