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ELAC新サブウーファー「VARRO」。Deal 28bit DSPで信号処理、スマホで音響特性

新サブウーファーラインナップ「VARRO」

ユキムは、ELACの新サブウーファーラインナップ「VARRO」を発表した。11月発売で、PS(プレミアム)、RS(リファレンス)、DS(デュアルリファレンス)シリーズで構成する。価格はエントリー「PS 250」が198,000円、VARROの象徴HEXを投入した「RS 500」が264,000円、強力なデュアルウーファー搭載の最高峰「DS 1000」が616,000円。

アンプ部には、「BASHテクノロジー」を投入。AB級アンプにスイッチング電源を使用したもので、アナログアンプの音質とデジタルアンプの高効率を併せ持つ特許技術だという。1秒間に40万回以上のスイッチングを行なうことで、電源は入力されるオーディオ信号に追従し、AB級アンプに必要な電圧のみを供給する。

「SUB CONTROL 3.0」アプリ・コントロールにも全モデルが対応。Bluetoothでスマホなどとペアリングでき、スマホのマイクを使って部屋の音響特性を測定し、補正調整が可能。

上位のRS、DSシリーズには「HEX(ハイエクスカーション)」テクノロジーを投入。サラウンド・ジオメトリーにより振動板に起こる振幅時の歪みを抑え、「非常にリニアなドライブ・モーションを実現する」という。

VARROのエントリーPSシリーズ

PS 250

Deal 28bit DSPによるオーディオ信号処理、デジタルアンプの高効率とアナログアンプの音質クオリティを併せ持つというBASH技術も採用。

ドライバーは、振動板に軽量ペーパーコーンを採用した新ユニットで、パワーハンドリング向上と温度管理のため50mm径の大型ボイスコイルを採用。30mm厚のエンクロージャーの内部にも、効果的なブレーシングで補強しているという。

出力は最大500W。クロスオーバー周波数は40Hz~150Hz。最大出力レベルは107dB。入力端子はLINE(RCA) SPEAKER。外形寸法は360×360×381mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は16.4kg。

VARROの象徴HEXを投入したRSシリーズ

RS 500

視覚的にも特徴のあるサラウンド・エッジが象徴。HEXテクノロジーにより、「ドライバーにリニアなドライブ・モーションを提供する」という。

剛性の高い軽量アルミコーンとトランジェントに優れたペーパーコーンとのハイブリッド振動板で、63mm径ロングストローク・ボイスコイルでドライブする。BASHも採用。

エンクロージャーはブレーシングを施した35mm厚。クロスオーバー周波数は40Hz~150Hz。再生周波数は15Hz~150Hz。最大出力レベルは108dB。入力端子はLINE(RCA) SPEAKER。

出力は最大1,000W。外形寸法は360×387×381mm(幅×奥行き×高さ)。重量は20.8kg

強力なデュアルウーハーのシリーズ最高峰DSシリーズ

DS 1000

HEXテクノロジーによるリニアなモーションドライブ、BASH技術も投入。

振動板はアルミコーンとペーパーコーンとのハイブリッド。パワーハンドリング向上と温度管理のため63mm径の大型ボイスコイルを採用。デュアル・ドライバーにより、「さらなるパフォーマンスの向上を達成した」という。

これは、エンクロージャーの振動低減にも効果を発揮。「スピード豊かな明快な低音再現性を実現した」としている。

出力は最大2,000W。クロスオーバー周波数は40~150Hz、再生周波数は15~150Hz。最大出力レベルは115dB。入力端子はLINE(RCA) Balanced XLR SPEAKER。外形寸法は429×370×371mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は32.4kg。