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机に置けるハイブリッド真空管アンプとキューブスピーカー。SOUND WARRIOR

ハイブリッド真空管アンプ「SWL-T01」

城下工業は、SOUND WARRIORブランドの新製品として、デスクトップにも設置できる小型ハイブリッド真空管アンプ「SWL-T01」を10月27日予約受付開始、11月6日に発売する。価格はアンプ単品が49,800円、組み合わせを想定したキューブ型スピーカー「SW-SP2」が34,800円、アンプとスピーカーのセット「SWL-T01SET1」が84,600円。

アンプとスピーカーのセット「SWL-T01SET1」

SWL-T01は、2023年8月にMakuakeでクラウドファンディングを実施。目標金額に対して1,382%と想定を大きく上回る反響があったという。

SWL-T01

SWL-T01は、CDジャケット程度のコンパクトサイズにUSB DAC、ヘッドフォンアンプ、スピーカー用パワーアンプの機能を凝縮したハイブリッド真空管アンプ。プリ段に真空管(12AU7×1本)を、パワー段にD級アンプを採用したハイブリッド構成。

柔らかく暖かみのある独特の音色の真空管を前段(プリ段)に、ゆがみが少なくクリアな音質と駆動力が特徴のデジタルアンプを後段(パワー段)に採用。「音楽の魅力を広げる真空管の音色と、小さくてもパワフルな駆動力を誇るデジタルアンプを組み合わせることで、サイズは小さくても本格的な音を楽しめる」という。

外形寸法は130×145×77mm(幅×奥行き×高さ/突起部含む)とコンパクトで、デスク周りやテレビの下、ベッドサイドテーブルなどにも設置しやすい。重量は740g。

USB DACとしては、48kHz/16bitまでのデータに対応。光デジタル入力も備えている。アナログ入力は、RCA×1と、ステレオミニ×1を備える。スピーカーの最大出力は10W。適合スピーカーインピーダンスは4Ω~8Ω。標準ステレオのヘッドフォン出力も備えている。

SWL-T01の背面

キューブ型スピーカー「SW-SP2」

キューブ型スピーカー「SW-SP2」

一辺が12cm程度のキューブ型のスピーカーながら、「低域から高域まで広帯域をバランス良く奏でる」という。

1台につきフルレンジ・スピーカーが1つと、両サイドにパッシブラジエーターを搭載。パッシブラジエーターを低音に共鳴するように調整する事で、「小さなスピーカーボックスでも低域が増強される」とのこと。