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北野武最新作「首」、飛び交う血飛沫のファイナル予告映像

映画『首』ファイナル予告【11月23日(木・祝)公開】

11月23日に全国公開される北野武監督最新作「首」のファイナル予告映像が公開された。

映像では、ビートたけし演じる羽柴秀吉の「さっさと死ねよ!」の叫びで幕を開け、「威風堂々」の壮大な音楽にのせて次々と血祭りに上げられていく男たちが映し出される。大義もなければ、情けもない、善人もいなければヒーローも存在しないこの「首」の世界で、ただ己の欲望のまま動く狂人たちの剥き出しの本性が描かれる。

天下人である織田信長の“首”を巡る戦いには、武将、百姓、芸人と身分の違う男たちが“成り上がるべく”調略し、容赦なく邪魔者を消していく様はまさに“狂ってやがる”の一言に凝縮。これまでの時代劇で描かれてきた常識が一切通用しない作品へと昇華されている。

そして、羽柴秀吉の「どうせお前、死ぬけどな」と、狂人揃いの登場人物全員の“死”を予感させるような一言。「何が起こるかわからない、誰が死ぬのかわかない、誰も観たことがない欲望渦巻く唯一無二の戦国エンタテイメント」としている。