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3in1マルチプラグ採用、Luminox Audio新リケーブル「RUBEUS/SAPPHIRUS/SARDONIX」

アユートは、Luminox Audioのイヤフォン用新ケーブル「RUBEUS」(ルビウス)、「SAPPHIRUS」(サフィルス)、「SARDONIX」(サードニクス)を、1日に発売した。いずれもイヤフォン側コネクタはIEM 2pinとMMCXを用意。プラグ部は3.5mmアンバランスと2.5mm/4.4mmバランス接続が簡単に切替可能なL字タイプ3in1マルチプラグを採用している。価格は以下の通り。

  • LNA-RUB-CM2P-31 RUBEUS CIEM 2pin 3in1 plug 55,000円
  • LNA-RUB-MMCX-31 RUBEUS MMCX 3in1 plug 55,000円
  • LNA-SAP-CM2P-31 SAPPHIRUS CIEM 2pin 3in1 plug 55,000円
  • LNA-SAP-MMCX-31 SAPPHIRUS MMCX 3in1 plug 55,000円
  • LNA-SAR-CM2P-31 SARDONIX CIEM 2pin 3in1 plug 121,000円
  • LNA-SAR-MMCX-31 SARDONIX MMCX 3in1 plug 121,000円

Luminox Audioは2017年に台湾で創立したイヤフォン用リケーブルメーカー。高品質な銅の原材料を日本から調達し、台湾の研究所にて高純度のOCCを精製。この高品質線材を元に、知識と経験を得た技術者が、金属材料、プラスチックエレクトロニクス、電気・電子工学、機構などの広範な知識を結集し製品開発しているという。

RUBEUS

RUBEUS

RUBEUSは6N OCC(単結晶無酸素銅)線と4N銀メッキ銅線による8芯構造を採用。「ボーカル帯域から中低域を中心に豊かでダイナミックな音質へと強化し、全体的な透明感と広がりのある音場へ変化させる」という。それぞれの線材はLumi Flex加工が施され、インピーダンスを大幅に低減し、電流の最適な伝送を可能にしつつ、紫外線による劣化を抑えるという。しなやかな取り回しの良さも確保している。

ケーブルの素線を時計回りと反時計回りの両方の構造で採用することにより、伝送方向による素線の磁気のバランスがよくなり、より立体的でクリアな音質を実現するという「Duo-Linear Spiral Strand」構造も採用。

独自技術「Pair Balancing Technology」は、信号経路における電子伝送の安定性を最大限に高め、両方の信号線が同じ極性の信号を伝送するバランスケーブルと同様の効果が得られるというもの。高S/N伝送を可能にするほか、アンバランス信号にも作用するため、バランス接続時と同等の音質を3.5mmプラグでも可能にするという。

SAPPHIRUS

SAPPHIRUS

SAPPHIRUSは、銀メッキ加工を施した6N OCC線と4N 銀メッキ銅線による8芯構造を採用。「中域から高域を中心にクリアな音質へと強化し、キレの良い低域と豊かな中高域、透明で奥行きのあるナチュラルな音質に変化させる」という。

それぞれの線材はLumi Flex加工が施され、インピーダンスを大幅に低減し、電流の最適な伝送を可能にしつつ、紫外線による劣化を低減。Duo-Linear Spiral StrandやPair Balancing Technologyも投入している。

SARDONIX

SARDONIX

SARDONIXは、銀メッキ加工を施した6N OCC線と4N銀メッキ銅線、伝導性の高いグラフェン加工銅線を各2本使用した4芯構造を採用。「主にディテールとサウンドステージを強化し、中低域に厚みと深みを加え、中高域は明るく伸びやかになり、ライブステージを思わせる迫力ある音質に変化させる」という。

それぞれの線材はLumi Flex加工が施され、しなやかな取り回しの良さも確保。Duo-Linear Spiral StrandやPair Balancing Technologyも投入している。