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「ザ・クリエイター/創造者」'24年2月UHD BD化。冒頭9分超無料公開

(C)2024 20th Century Studios.

ウォルト・ディズニー・ジャパンは、ギャレス・エドワーズ監督の近未来SF映画「ザ・クリエイター/創造者」の4K Ultra HD Blu-ray&DVDを、2024年2月7日に発売する。価格はUHD BD版(VWBS7514)が7,590円、BD+DVDセット(VWBS7513)が5,390円。ディスク発売に先駆けて、12月5日からはデジタル配信(購入)がスタートしており、これを記念して冒頭9分超の無料プレビューが公開されている。デジタル配信(レンタル)は2024年1月24日から。

『ザ・クリエイター/創造者』無料プレビュー

遠くない近未来、人類を守るはずのAIが核を爆発させた――。人類とAIの戦争が激化する中、世界はAIの全滅を目指す米国とAIと共存するニューアジアに二極化していた。そんな中、元特殊部隊のジョシュア(ジョン・デヴィッド・ワシントン)は人類を滅ぼす兵器を創り出した“クリエイター”の潜伏先を見つけ、暗殺に向かう。だがそこにいたのは、兵器と呼ばれたAIの少女アルフィー(マデリン・ユナ・ヴォイルズ)だった。

ジョシュアは純粋無垢な超進化型AIの彼女の破壊を命じられるが…。AIは人類の救いか、脅威か。争いの果てに2人が見つけた真実とは―?観る者すべてに問いかけ、心を揺さぶる壮大な〈愛〉の物語。

場面写真
(C)2024 20th Century Studios.

「TENET テネット」で主演のワシントンと、日本を代表する俳優・渡辺謙が初共演した作品。また天才的な表現力と演技力が絶賛された超進化型AIの少女アルフィーを演じたヴォイルズ、さらに彼女の日本版声優を務めた十三代目 市川團十郎の長女であり舞踊家・女優としても各方面で活躍中の堀越麗禾は、映画初挑戦とは思えないほどの高い演技力で大きな話題となった。

「ザ・クリエイター/創造者」4K UHD BDジャケット
(C)2024 20th Century Studios.

UHD BD版はUHD BD1枚とBD1枚の2枚組で、BD+DVDセットはBD1枚とDVD1枚の2枚組。ボーナスコンテンツは両形態共通で、BDにのみ収録される。撮影から完成までを追ったメイキング映像が収められており、監督やスタッフのインタビューも交え、細部までこだわり抜いて創り上げられた深い作品の世界を、本編と合わせて楽しめる。

「ザ・クリエイター/創造者」Blu-ray+DVDセット ジャケット
(C)2024 20th Century Studios.
『ザ・クリエイター/創造者』2024/2/7 ブルーレイ+DVDセット発売 予告編

プロダクションノート

映画の誕生秘話:旅の中で見かけた奇妙な工場がきっかけ!?

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の撮影が終わったあと、休暇が必要だと感じたギャレス・エドワーズ監督は、車での長い旅に出て、アイオワにある彼女の両親を訪ねた。その途中で見かけた日本語のロゴが描かれた奇妙な工場をみて、映画の出だしにいいと思ったという。

すでに頭の中に映画のほぼ全体像が出来上がっていたが、ホテルに缶詰め状態で脚本を書き上げると決意した矢先、ベトナムに滞在していた仲間のひとり(「キングコング:髑髏島の巨神」(17)を撮ったジョーダン・ヴォート=ロバーツ)から、合流しないかと誘われ、彼と旅に出ることになった。

エドワーズは、「頭の中をクリエイティブな脚本執筆のための脳に保ちながら、彼と1週間ベトナムを旅していると、その間中ずっと私のイマジネーションは激しく刺激され続けた。水田に立つ巨大で未来的な建物を想像したり、興味深いスピリチュアルな数々の問いについて考えたり、その結果として仏教の僧がAIであるというアイデアが生まれたりもした。私はそこに強い魅力を感じ、自分の目の前に広がるベトナムを舞台にした「ブレードランナー」的なものを作ったらどうだろうというアイデアに胸を躍らせた。“この映画を今作らなければ、誰かに先を越されてしまうかもしれない……絶対にやらなければ!”と思ったんだ」と語っている。

新しい製作手順:全てを逆方向から作るこだわりの手法

「映画の作り方は、映画のアイデアそのものと同じくらいに大切なものだと思う。他とはまったく違うアプローチでこの映画を作ることを重要視し、そうでなければ作る意味はないとさえ思っていた」とエドワーズ。「私たちが作ろうとしているのは低予算のブロックバスター作品ではない、史上最高に野心的なインディ映画を作ろうとしているのだ」とプロデューサーに話したと語る。

「言葉で言うのは簡単ですが、実際に何をどうすればいいのか?」という疑問に対して、「すべてを逆方向から作ろうと思う」とスタッフに説明し、「大きな映画会社の映画作りの流れは、まずデザイナーやアーティストらと話し合って、作品で描かれる世界をしっかりとデザインした後に、それを満たすロケーションがどこにも見つからないことが発覚したら、撮影所に巨大セットを作ったり、グリーンスクリーンを背景に撮影したりする。私はそういうやり方をしたくなかったので、逆方向から進めることにしたんだ。リアルな国々のリアルなロケーションでリアルな人々をまず撮影する。その上で、それらの撮影素材を編集してまとめた段階で、はじめてデザイナーらと話し合いをし、それらのショットの上から絵を描くようにSF世界を創作するという方法なんだ。でも、スタッフはその発想に懐疑的だった。そんなこと実際に可能なのか? とね。確かにクレイジーなギャンブルにも聞こえるので、私たちはまず、それが可能であることを証明することにした」と語り、実際に、プロデューサーのジム・スペンサーと2人でロケハンという体裁で旅をして、同じ製作方法で短編映画を製作し、実際に可能な手法であることを証明した。

(C)2024 20th Century Studios.
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場面写真
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