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「ヤマトよ永遠に REBEL3199」第一章7月上映開始。総監督・福井晴敏、特報公開

「ヤマトよ永遠に REBEL3199 第一章 黒の侵略」ティザービジュアルポスター
(C)西﨑義展/宇宙戦艦ヤマト3199製作委員会

「宇宙戦艦ヤマト」リメイクシリーズ最新作、「ヤマトよ永遠に REBEL3199」が全七章にて全国劇場上映、「第一章 黒の侵略」が2024年7月19日から上映される事が決定。さらに、 1980年に公開された原作「ヤマトよ永遠に」のビジュアルをオマージュしたティザービジュアル、特報映像、スタッフ情報などが明らかになった。

「ヤマトよ永遠に REBEL3199」は、1980年に公開された劇場映画第3作「ヤマトよ永遠に」を原作に、新解釈を加えて再構成したリメイクシリーズ最新作。全七章(全26話)構成にて2024年より全国劇場で上映開始となる。

作品のキャッチコピーと、総監督を務める福井晴敏からの言葉をあしらったティザービジュアルポスター。原作「ヤマトよ永遠に」のビジュアルをオマージュしたイラストで、麻宮騎亜による描き下ろし。

全七章セット前売券(ムビチケカード)
※商品画像はイメージ画像の為、実物とは異なる場合があります。各章で使用期限が異なります。詳細は公式サイトを参照の事
(C)西﨑義展/宇宙戦艦ヤマト3199製作委員会

数量限定で、全七章セット前売券(ムビチケカード)が通販限定で発売決定。発売日は2024年1月5日0時(1月4日24時)で、価格は13,100円。加藤直之描き下ろし全七章セット前売券(ムビチケカード)で、サイズは縦135mm、横210mm。券1枚につき、第一章から第七章を各1回鑑賞可能。

『宇宙戦艦ヤマト』の物語は、前人未踏の領域に突入する! ◎氷川竜介(アニメ特撮研究家)

本作は1980年公開の劇場映画第3作『ヤマトよ永遠に』の諸要素に新解釈を加え、全26話のシリーズに再構成した意欲作だ。 タイトルの「3199」とは千年後のことなのか? 敵対者として現れたデザリアムと地球には、どんな秘められた関係が? 前作ラストで示された驚きは、拡大の一途をたどっていく。

ドラマ面もますます充実。敵士官アルフォンに捕らえられた森雪、自責の念から逃れられない古代進――2人の愛は別離の試練にさらされた。さらにスターシャの遺児サーシャも大きく関わってくる。登場人物全員が意志をもって行動することで緊張感にあふれた激戦が展開し、その戦いの意味が改めて問いかけられる......。

キーワード「REBEL(反逆)」とは、はたして何を意味するのか? 思い起こせばヤマトの物語は「絶望的な運命への反逆」から始まった。星間国家の抗争へと格段にスケールアップした作品世界で、ヤマトとクルーが示す「REBEL」の行動に、今こそ注目だ!

ストーリー

時に西暦2207年。あのガミラス本星とイスカンダル星が消滅した事件から二年――。

突如、太陽系に謎の巨大物体〈グランドリバース〉が出現した。

地球防衛軍の善戦虚しく、幾重もの防衛網を易々と突破した〈グランドリバース〉は、悠然と地球の新首都へと降下したのである。

音も無く出現する降下兵の群れ。上陸する多脚戦車。瞬く間に首都は制圧されてゆく。もはや地球には抗う術はないのか――。

そのとき旧ヤマト艦隊クルーに極秘指令が下った。

「ヤマトへ集結せよ!!」

そこに聞こえてくる謎の歌声。「帰ってきた」と呟く謎の男。果たして侵略者の驚くべき正体とは!?

人類の命運を賭けて、いま未踏の時空へと宇宙戦艦ヤマトの航海が始まる。


(C)西﨑義展/宇宙戦艦ヤマト3199製作委員会

(C)西﨑義展/宇宙戦艦ヤマト3199製作委員会
製作総指揮・著作総監修 西﨑彰司

「ヤマト2199」から12年の歳月が流れました。今日迄の長い航海にお付き合いいただき、スタッフ一同心より感謝申し上げます。
本作『ヤマトよ永遠に REBEL3199』は、総監督、シリーズ構成を務める福井晴敏が5年前から構想を練ってきた物語です。
奇しくも、いま地球で起きている事象――暴力がもたらす悲劇、混乱を予見していたかの様な作品となりました。
ヤマトと地球の人々は、巨大な“敵”に蹂躙され翻弄されながらも、懸命に立ち向かっていきます。
生きよう。生きなくてはいけない、と。
私も皆さんもいろんな事情を抱えて生きています。
その私たちの映し鏡、宇宙戦艦ヤマトの新たな航海を見届けてください。


(C)西﨑義展/宇宙戦艦ヤマト3199製作委員会

(C)西﨑義展/宇宙戦艦ヤマト3199製作委員会
総監督 福井晴敏

ヤマトは抵抗の物語です。
一方的に境界を侵し、服従を強いる他者への抵抗。
人を、社会を無惨に蝕む、理不尽な天災への抵抗。
それらと向き合い、戦ううちに、いつしか自由も人間性も犠牲にし、なにを守ろうとしていたのかもわからなくなってしまう。やさしさと表裏一体の、人の愚かさに対する抵抗――。
最初の船出から半世紀を経て、その抵抗の物語は、我々の明日を左右する現実になりつつあります。
そんな時代に語られる、五十年目の宇宙戦艦ヤマト――スタッフ一同、魂を削って紡ぎあげています。
ご期待ください。


(C)西﨑義展/宇宙戦艦ヤマト3199製作委員会

(C)西﨑義展/宇宙戦艦ヤマト3199製作委員会
監督 ヤマトナオミチ

亡き父と一緒に幼い頃に見た「永遠に」、に自分がこう言う形で携わる運命に心震えております。
自分にとっても核になる作品であり心の軸にある作品です。
歴代監督の名を汚さないよう精魂込めて務めさせていただきます。
皆様何卒宜しくお願いします。

音楽 宮川彬良

『ヤマトよ永遠に』(1980年)が制作された80年代は、父・宮川泰が羽田健太郎さんと共に仕事をし始めた時期でもあります。
この楽曲は羽田さんでないと弾けないだろうな...!と思うような曲も生まれてきました。
今回、そのような沢山の方々の知恵や技が折り重なったモノを再現しようとしているからこそ、敢えて次の世代の人と共にもがきたいと考えるようになりました。
そこで『REBEL3199』では、数年前から注目していたピアニストであり作曲家の兼松衆さんにご参加いただきました。
僕の引き出しでは思いつかないような音を創造していただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
オリジナル楽曲の再現性はより高く、重いところはさらに重く、シャープに仕上がっています。
もはや見た目だけでなく、先達たちの精神をも再現するフェイズに突入しています。
ぜひ、楽しみにして頂ければ幸いです。