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ECLIPSE、現行モデルを上回る“正確な音”の卵型スピーカー
2024年1月16日 15:22
デンソーテンは、ECLIPSEホームオーディオシステムより、現行モデルを上回る“正確な音”を実現し、操作性・設置性も進化させたというフルレンジスピーカー「TD508MK4」を2月1日に発売する。カラーはブラックとホワイトで、価格は74,800円/1本。
ストリーミングサービスの高音質・高画質化が進み、手軽に高品位な音楽・映画コンテンツが楽しめるなかで、「音楽や映画の制作者の意図を正確に再現する」というコンセプトのもと「ホームシアター/ステレオのいずれにおいても、クリアさとリアルさで没入体験を提供することを目指し企画した」という新モデル。
グラスファイバーを使った8cmコーン型フルレンジユニットを搭載。このユニットを軸とした新設計により、インパルス応答の収束性を10%高め、さらに再生周波数帯域のバランスを整えることで、クリアさ、リアルさが向上したという。
再生周波数帯域は50Hz~27kHz(-10dB)。インピーダンスは8Ω、能率は82dB/W・m、許容入力は定格17.5W、最大35W。
デスクトップや天井、壁に簡単に設置でき、手で回せるダイヤル式の角度調整機構を採用。スピーカー角度の可動範囲も広くなり、より容易な調整が可能になった。調整可能範囲は、通常時で-20度~35度、天井面・壁面取付時で0度~90度。
台座には、スピーカーケーブル用の開口部が用意されており、スマートな配線の取り回しができる。外形寸法は185×264×289mm(幅×奥行き×高さ)、重さは約5kg/1本。
この新モデルは、山田洋二監督作「キネマの神様」や北野武監督作「首」などに携わった作曲家・岩代太郎氏の音楽制作スタジオに採用されており、岩代氏は「TD508MK4から聴こえてくるリアルな音像は、まさに目の前で熱演してくれる演奏家の存在感を、ありのままに体感させてくれる」とコメントしている。