ニュース

ECLIPSE、現行モデルを上回る“正確な音”の卵型スピーカー

「TD508MK4」(ブラック)

デンソーテンは、ECLIPSEホームオーディオシステムより、現行モデルを上回る“正確な音”を実現し、操作性・設置性も進化させたというフルレンジスピーカー「TD508MK4」を2月1日に発売する。カラーはブラックとホワイトで、価格は74,800円/1本。

「TD508MK4」(ホワイト)

ストリーミングサービスの高音質・高画質化が進み、手軽に高品位な音楽・映画コンテンツが楽しめるなかで、「音楽や映画の制作者の意図を正確に再現する」というコンセプトのもと「ホームシアター/ステレオのいずれにおいても、クリアさとリアルさで没入体験を提供することを目指し企画した」という新モデル。

グラスファイバーを使った8cmコーン型フルレンジユニットを搭載。このユニットを軸とした新設計により、インパルス応答の収束性を10%高め、さらに再生周波数帯域のバランスを整えることで、クリアさ、リアルさが向上したという。

再生周波数帯域は50Hz~27kHz(-10dB)。インピーダンスは8Ω、能率は82dB/W・m、許容入力は定格17.5W、最大35W。

手で回せるダイヤル式の角度調整機構を採用

デスクトップや天井、壁に簡単に設置でき、手で回せるダイヤル式の角度調整機構を採用。スピーカー角度の可動範囲も広くなり、より容易な調整が可能になった。調整可能範囲は、通常時で-20度~35度、天井面・壁面取付時で0度~90度。

台座には、スピーカーケーブル用の開口部が用意されており、スマートな配線の取り回しができる。外形寸法は185×264×289mm(幅×奥行き×高さ)、重さは約5kg/1本。

この新モデルは、山田洋二監督作「キネマの神様」や北野武監督作「首」などに携わった作曲家・岩代太郎氏の音楽制作スタジオに採用されており、岩代氏は「TD508MK4から聴こえてくるリアルな音像は、まさに目の前で熱演してくれる演奏家の存在感を、ありのままに体感させてくれる」とコメントしている。

岩代太郎氏コメント
岩代太郎氏

私が作品を世に出す折、演奏家との信頼関係は不可欠であり、「自分らしさ」にも直結する。だからレコーディング時にも、同じ空間で呼吸を共にしながらディレクションするスタイルを大切にしている。TD508MK4から聴こえてくるリアルな音像は、まさに目の前で熱演してくれる演奏家の存在感を、ありのままに体感させてくれる。創る人、奏でる人、聴く人。三者を一体化させるECLIPSE。流石ですね。