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JBLの配信向けワイヤレスピンマイク国内販売。2.2万円

Quantum Stream Wireless

ハーマンインターナショナルは、JBLブランドより、マイク「Quantum Stream」シリーズ3機種を発売する。ラインナップと直販価格は、ワイヤレスマイク「Quantum Stream Wireless」が14,300円、フラッグシップのコンデンサーマイク「Quantum Stream Studio」が22,000円、エントリー向けの「Quantum Stream Talk」が6,930円。Quantum Stream Wirelessのみ3月1日発売で、ほか2機種は2月22日に発売される。

Quantum Stream Wireless

無指向性のシングルコンデンサーマイクで、クリップオンタイプのため、簡単に衣服に装着して屋外でも手軽に使用できる。2.4GHzのUSB-Cドングルが付属し、マイク本体と1つの充電ケースに収納できるコンパクトな設計となっている。

ミュートの状態がわかるLEDステータスライトを装備。風切り音低減用の風防ファーを同梱するほか、車の音や人の話声などの生活環境音を3段階のレベルで低減できるノイズキャンセリング機能も搭載している。

Quantumシリーズ共通のソフト「JBL QuantumENGINE」と、JBLのイヤフォン/ヘッドフォン専用アプリ「JBL Headphones」にも対応し、それぞれでイコライザーやマイク感度、マイクゲインの調整など詳細なカスタム設定が行なえる。

最大録音時間は、マイク単体では約6時間、充電ケース併用で最大24時間使用可能で、充電時間は約2時間。15分の充電で1時間録音できる急速充電にも対応する。

サンプリングレートは48kHz/16bit。周波数特性は20Hz〜20kHz。感度は-36dB(1kHz@1Pa、0dB=1v/Pa)。

マイク本体はIPX4相当の防水対応。重量はマイク本体が約6g、充電ケースが約47.4g。

Quantum Stream Studio

Quantum Stream Studio

2022年に発売した「Quantum STREAM」の上位モデル。3つのマイクカプセルを搭載したスタジオクオリティのコンデンサーマイク。本体底部のボタンで単一指向性、無指向性、双方向、ステレオの4つの指向性が切り替えられる。

ゲーミング用として開発されたQuantumシリーズならではの音響技術で、本格的なオンラインゲームのプレイやゲーム実況の単独配信に最適なモデルとしている。Quantumシリーズ共通のソフトウェア「JBL QuantumENGINE」にも対応し、イコライザーやマイク感度など細かい設定もソフト上で調整可能。

サンプリングレートは最大192kHz/24bit。DRC(ダイナミックレンジコンプレッサー)を搭載し、音声のゲインレベルをモニタリングして自動調整するため、常にバランスの良い配信や録音を提供するという。録音レベルは本体のLEDで視認できる。

外部の衝撃やタイピング音などを吸収するショックアブソーバーを内蔵。卓上から伝わる音を拾わずに収録できる。

本体天面をタップすることでミュートのオン/オフが可能。背面には3.5mmステレオミニ端子を備え、イヤフォン/ヘッドフォンを接続できる。

卓上での据置きのほか、三脚とブームマイクにも追加パーツなしで取り付け可能で、用途や使用環境に合わせてストレスフリーで使えるとしている。

周波数特性は50Hz〜16kHz。感度は-37±3dB(1kHz@1Pa、0dB=1v/Pa)。

外形寸法は9×20.5cm(直径×高さ)。重量は約555g。USBケーブルが付属する。

Quantum Stream Talk

Quantum Stream Talk

卓上でシンプルに使える、超単一指向性のシングルコンデンサースタンドマイク。目の前に座った人の声だけを正確かつクリアに拾うとしている。

Quantumシリーズの高品位なマイク性能を踏襲。タイピング音など外部から伝わる衝撃音を吸収するショックアブソーバーも内蔵している。「JBL QuantumENGINE」にも対応し、ボイスイコライザーの設定など必要な機能の調整も可能。

マイクスタンド底部には、ボリュームを調整できるノブを装備し、ノブをワンプッシュすることでミュートのオン/オフの切り替えができる。

サンプリングレートは最大96kHz/24bit。周波数特性は50Hz〜12kHz。感度は-47±3dB(1kHz@1Pa、0dB=1v/Pa)。

外形寸法は10.5×10×18.6cm。重量は約146g。USBケーブルが付属する。