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Ankerからワイヤレスマイク「AnkerWork M650」。3.5万円で200m伝送
2023年4月19日 12:46
Ankerは、「取材やインタビュー時の音声収録やYouTubeなどの動画撮影に最適」というワイヤレスマイク「AnkerWork M650 Wireless Microphone」を19日に発売した。価格は34,990円。サブブランド「AnkerWork」の製品として展開する。
カラーは、メタリックブラックとパールホワイトを用意。トランスミッターの交換用カバーとして、メタリックブラックにはソフトゴールドとダークグリーン、パールホワイトにはライトパープルとネイビーブルーがそれぞれ付属する。
AnkerWork初のワイヤレスマイク。2つのトランスミッターと1つのレシーバーがセットになっており、2つの音声を同時に録音可能。
高性能のノイズリダクション機能も備えており、Anker独自技術「VoiceShield」により、環境に合わせてオフ/弱/強の3段階からノイズリダクションを調整可能。周囲の不要なノイズを低減しながら、話している声を大きく伝送できるとする。
撮影環境に合わせて、レシーバーで入力した音声の信号を増幅させるゲインの調整も可能なため、「聞き取りやすくクリアな音声を収録できる」とのこと。
2.4GHz接続とLC3plusコーデックに対応した独自技術の「TrueLink」により、高い接続安定性と低遅延も実現。最大200m離れていても動画撮影が可能という。
直感的でシンプルな操作性も特徴で、ケースを開けて取り出すだけで自動ペアリングされ、撮影機器とレシーバーはUSB-C/Lightningアダプタなどで接続する。
レシーバーにはタッチスクリーンを搭載し、ノイズリダクションの強度やゲイン調整がシンプル操作で可能。トランスミッター本体はクリップに加えマグネットでの装着にも対応し、トランスミッターのカバーは洋服や収録シーンに合わせて計3色から選べる。
1回の満充電でトランスミッターとレシーバーはそれぞれ最大6時間、充電ケースを使用すれば最大15時間使用可能。
マイクは全指向性。外形寸法はトランスミッターが約46×45×23mm、レシーバーが約43×35×30mm、充電ケースが約135×54×48mm。重量はトランスミッターが約30g、レシーバーが約37g、充電ケースが約184g。
トランスミッター側にはストレージも内蔵しており、トランスミッター内に音声を記録することもできる。ストレージ容量は8GB(4GB×2)で、保存形式はWAV。録音データはトランスミッターをケースに収納して、ケースごとPCと有線で接続したあと、専用アプリを使って取り出すことができる。
製品には風防(ウインドスクリーン)も付属。充電ケースには収納できないが、同じく付属のトラベルケースに収納することができる。