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スマホの音が「昭和の手弾きの音」になるイヤフォン。19800円

JAPANイヤホン製造は、スマートフォンの音がレコードやメタルカセットテープの「昭和の手弾きの音」になるという有線イヤフォン「スナイパー」を、3月15日に発売する。価格は19,800円。

ダイナミックドライバー×1基の密閉型イヤフォン。筐体は「鉄砲の砲身のように音の発射口一点にのみ開口され、筐体は空気の漏れなく鼓膜と耳道に向かって発音される様に完全密閉で固めてある」という。

筐体内部構造を二重にすることで、小さな“空気の待合室”を作り、滞留した空気にドライバーがさらに気圧を加えることで、ナチュラルなショートリバーブを産み、音に空間感を作るとのこと。

この砲身構造に適した既発売の「JE-MIC-666」を再構築し、新ドライバーを搭載。これにより「重低域であるキックの打音のアタックと減衰や、ベースラインの旋律の聞き取りが著しく容易に」なったため、スマホで聴く'70~80年代の音が当時のメタルテープのカセットやレコードで聴いていた音質に近づいたという。

再生周波数帯域は5Hz~40kHz、インピーダンスは16Ω、感度は100dB/1mW。プラグは3.5mmステレオミニで、L字型金メッキ仕様。ケーブル長は1.2m。

製品イメージにあわせ、パッケージはSFノベル「高速バスター ミナル 銀のヴァンクォ」とコラボレーション。梱包材に山下明彦氏作画の「高速バスター隊」のイラストが描かれたアクリル板を使っており、同梱のイヤフォンケースと一緒に飾ることができる。Amazon UNDIGITAL SOUNDストアでは、現在は入手困難な原作本を同梱した「ミナルパック」も数量限定で販売する。