“DS Audio史上最高コスパ”第三世代振動採用の光カートリッジ入門機「DS-E3」

DS-E3

DS Audioは光カートリッジの新たな入門モデル「DS-E3」を1日に発売した。価格は125,000円(税別)、イコライザーは150,000円(同)。なお、従来の入門機「DS-E1」は生産完了品となる。

LEDとPDが独立したことによる高出力化、チャンネルセパレーションの向上、ベリリウム遮光板の使用といった第三世代振動系のメリットを引き継ぎながら、「DS Audio史上最高のコストパフォーマンスを持った製品」になるという。

カンチレバーにはアルミニウム、針先には無垢ダイヤモンドの楕円針を使用。第三世代振動系を使いながら、チャンネルセパレーションを1dB低く設定する事により、量産効率を高めた。

針圧は2～2.2g(2.1g適正)、出力電圧は500mV以上(イコライザー出力)。重量は7.7g。ボディはアルミ削り出し。

DS-E3イコライザー

イコライザーは、増幅回路を左右対称化したことに加え、カートリッジへの供給電圧をより安定化させる事で、より明瞭でスピード感のあるサウンドを実現。増幅素子にはオペアンプを使い、信号経路を最短化することで部品点数を大きく削減。DS003イコライザーと比べ、約1/3と、小型化も実現した。

外形寸法は26×19.5×6.9cm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.86kg。定格出力電圧は500mV(1kHz)。出力インピーダンスは120Ω。プリアンプインプットインピーダンスは10kΩ以上。入力端子はRCA、出力端子はRCA(切り替えスイッチ有り)。