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Anker、ワイヤレススピーカー2機種の一部ロット回収。バッテリー内部短絡の恐れ

  • 野澤佳悟

2024年4月4日 13:30

アンカー・ジャパンは、ワイヤレススピーカー「Anker SoundCore」と「Anker PowerConf S3」の一部ロットに、製造管理上における不備があったとし、事故発生の防止のため、製品の回収と交換の実施を行なうと発表した。回収はオンライン受付フォームから行なえる。

対象製品と対象の販売期間は以下の通り。直販サイト、Amazon、楽天市場、Yahoo! ショッピング、au PAY マーケットで販売されたものが対象で、家電量販店とそのECサイト、および全ての実店舗で購入した製品は対象外。

  • Anker SoundCore(型番：A3102016)：2023年4月1日から2023年9月30日の期間(ブラックのみが対象で、レッドとブルーは対象外)
  • Anker PowerConf S3(型番：A3302011、A3302031)：2023年4月1日から2024年3月15日の期間

    ※Anker直販サイト、Amazon、楽天市場、Yahoo! ショッピング、au PAY マーケットで販売されたものが対象

オンライン受付フォームにて、シリアルナンバーを入力し、対象と判別されれば交換できる。詳細はWebページを参照のこと。

回収の背景は、同社が委託する組立てサプライヤー(一次取引先)とセル製造サプライヤー(二次取引先)の管理システムの連携において、一部のロット管理に不備が発覚し、出荷すべきではない製品が含まれていることが判明したため。

セル製造サプライヤーの製造過程において、本来廃棄されるべきバッテリーセルの再組立を現場側の判断により実施。本再組立が手作業で行なわれたことにより、一部のバッテリーセルにおいて内部短絡が起こりうる状況が発生し、そのまま出荷されたことが原因としている。