ニュース

FitEar、新型ユニバーサルIEM「IMarge」。付属ケースにも注目

新型ユニバーサルIEM「FitEar IMarge」

フジヤエービックによるイベント「冬のヘッドフォン祭 mini 2024」が10日、東京・丸の内のステーションコンファレンス東京で開催。須山歯研のブースでは、新型ユニバーサルIEM「FitEar IMarge」を展示している。3月15日から発売が決定しており、価格はオープンプライス。店頭予想価格は14万円台の見込み。

Sonionの新しいBA型ドライバーと静電型ツイーター、新デザインの筐体を採用。「SilverやH1、MH335htを開発した若手エンジニアが、ドライバー選定や製品コンセプトの構築、設計まで全てを手掛けている」という。

新型BAは、フラットかつワイドレンジな特性となっており、このドライバーの個性を生かすために新型BAをフルレンジで使用。そこに高域を静電型ツイーターユニットで補う「1プラス1」構成を採用した。

開発顧問であり、マスタリングエンジニアの原田光晴氏がサウンド面を監修。社内で開催されたオーディオセミナーで開発者自身が得た体験を活かし、自然なサウンドバランスとボーカルの質感、空間表現などを追求。「聞いていると時間を忘れるような、ナチュラルで没入感のあるサウンドを目指した」とのこと。

新デザインのユニバーサルシェルは、FitEar Silverなどで導入したシェル設計を見直すことでさらに装着感が向上。独自の「オーバルホーンステム」も従来より小型化されている。シェルカラーには透明度のあるグレーの新色「グリットアッシュ(Glitt Ash)」を採用。樹脂内のラメ粒子が光を反射し、見る角度によって色や輝きが変化する。

付属のイヤーピースは、SpinFitの有線イヤフォン向け「W1」を採用。ケースは、韓国のオーディオアクセサリブランド・LEPICの調湿機能付き収納ケース「JUKEBOX」が付属する。

韓国のオーディオアクセサリブランド・LEPICの調湿機能付き収納ケース「JUKEBOX」が付属する