MUSIN、新ブランド「TWISTURA」取り扱い開始。8800円のフィルタ交換できるイヤフォン

「D-MAJOR」

MUSINは、中国・広東省に拠点を置く「TWISTURA」ブランドと日本国内での正規輸入代理店契約を締結し、輸入代理店業務を開始。シングルダイナミックドライバーイヤフォン「D-MAJOR」を7月5日より発売した。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は通常ケーブルモデルが8,800円前後、マイク付きケーブルモデルが9,790円前後。

ベリリウムメッキ振動板＋PUサスペンションを採用したダイナミックドライバーユニットを搭載。ベリリウムメッキ振動板は高剛性と軽量性に優れ、振動板の分割振動を効果的に低減し、サウンドの歪みを抑制するという。PUサスペンションの高い内部抵抗により、弾力的でハリのある低域、クリアでフレッシュな中域と高域を実現。クリアで臨場感のあるサウンドを楽しめるという。

10mmベリリウム複合振動板とデュアル磁気回路を採用した、デュアル・チャンバー＆デュアルマグネティックデザインを採用。1テスラの磁気回路を備えた、デュアル磁気回路構造により、優れた音響制御で正確な定位表現を実現し、デュアル・チャンバー設計により広いサウンドステージ表現で、臨場感あふれる音楽体験を目指した。

フィルター交換に対応し、デフォルト(ブラックリング)に加え、2種類のフィルターを付属。フィルターはネジ式になっており、好みに合わせてスムーズに交換できる。付属するのは、滑らかで落ち着いたサウンドのクラシカル(レッドリング)と、流行的なエネルギッシュでクリアなサウンドのポップ(ブルーリング)。

改良型、音響エアーベンチレーション設計を採用し、チャンバー内部の空気圧を制御するために、指向性を有すエアーベント構造を採用。エンジニアの研究により、構造体積は抑えながらも効率的な空気圧の制御を実現した。この技術により、ダイナミックレンジと、チャンバー内部の音響性能が向上したという。

リアチャンバーには亜鉛合金メッキ加工を採用し、シェルの耐久性を高めながら、金属シェル特有の重厚感を実現。フロントチャンバーは亜鉛合金による酸化処理を施し、耐酸化性/耐腐食性を確保した。

フェイスデザインに採用した透明樹脂フェイスカバーは内部配線を覗くことができ、ファッショナブルに音楽を楽しめるデザインを採用。

リケーブル可能で、イヤフォン側端子は0.78mm 2ピン。付属ケーブルはOFC銀メッキ線をリッツ編み酸化防止構造で採用。スマホへの接続を手軽にするUSB-Cアダプタも付属する。

周波数帯域は15Hz〜37kHz。インピーダンスは22Ω。感度は108dB(@1kHz)。重量は約12g。特殊な拡散構造設計により不要な共鳴を抑制し、高域の歪みを低減するというイヤーピースが付属する。