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「エントリークラスの新ベンチマーク」目指したTWISTURAイヤフォン。約6435円

「D-MINOR」

MUSINは、中国・広東省に拠点を置く「TWISTURA」ブランドより、シングルドライバーの有線イヤフォン「D-MINOR」を1月24日に発売する。通常モデルとマイク付きモデルを用意し、価格オープンプライス、店頭予想価格は通常モデルが6,435円前後、マイク付きモデルが6,930円前後。

単結晶銅銀メッキを採用したアップグレードケーブル「String」も同日発売。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は13,068円前後。また、既発売の有線イヤフォン「D-MAJOR」の販路を拡大し、各専門店や量販店での取り扱いがスタートする。

D-MINOR

D-MINORは「科学的数値に基づきチューニングされた、エントリークラスの新たなベンチマークとなるサウンドを目指した」というイヤフォン。高性能ムービングコイルユニットを採用した10mm径ダイナミックドライバーを1基搭載する。

磁気回路構造とサスペンションシステムのための高性能磁気回路設計、チューニングなどのアコースティック技術の統合により、高い磁束、低歪み、高効率なムービングコイル技術は「サウンドの細部の正確な再現性と、クリアで繊細な音質性能を実現している」という。

振動板はLCPドーム・コンポジット・ダイヤフラムとなっており、高強度、高剛性、軽量性、高い安定性を追求。トランジェントレスポンスに優れているだけでなく、正確で優れた定位表現を実現した。

そのサウンドは「繊細な高域と優れたテクスチャーでディテールとリアリティ」があり、音楽だけでなく、映像コンテンツやゲームなど幅広いジャンルで利用できるとする。

再生周波数帯域は15Hz~37kHz、インピーダンスは30Ω±3(@1kHz)、入力感度は108dB/Vrms(@1kHz)。

シェルには、ユニット内の空気供給を一定にする「導管式エアーベント構造」を採用。ネジ式で簡単に交換できるサウンドフィルターを採用しており、製品にはポップ・リファレンス、クラシカルの3種類のフィルターが付属する。

付属ケーブルは軽量で柔らかく取り回しがしやすいハイグレード銀メッキケーブル。「繊細でかつ滑らかで、程よい解像度をもつ」といい、イヤフォンの性能を最大限に活かすとのこと。イヤフォン側コネクタは0.78mm 2pin、プラグ形状は3.5mmシングルエンド。

製品には高品位DACチップを搭載したUSB Type-Cアダプタも付属する。最大384kHz/32bitのサンプリングレートに対応しており、スマートフォンなどと組み合わせてロスレスオーディオを楽しめる。

String

「String」

イヤフォンと同日発売となるケーブル「String」は、単結晶銅と古河銅銀メッキのハイブリッド構造を採用したブランド初のリケーブル製品。合計84線芯の高純度単結晶銅を使っているため導電性が高く、信号伝送のロスを低減し、安定した信号伝送が可能だという。

その単結晶銅に銀メッキ加工を施すことで、線材の導電性能をさらに向上させ、銅の劣化を防ぎつつ、導体同士が接触することで発生する接触抵抗を低減。信号の忠実性を高めている。

プラグ部は着脱可能で、3.5mmシングルエンドと4.4mmバランスを切り替え可能。ステンレス製で耐久性も確保した。ケーブルとプラグパーツの接続部分はL字になっているため、DAPやドングルDACなどのポータブルオーディオ機器との相性も良いという。

ケーブル長は125cm±3cm、イヤフォン側コネクタは0.78mm 2pin。

プラグは着脱可能