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AFUL、BA×14基搭載のフラッグシップイヤフォン「AFUL Cantor」

AFUL Cantor

AFULは、フラッグシップイヤフォン「AFUL Cantor」を9月6日に発売する。バランスド・アーマチュアユニットを片側14基搭載しており、価格はオープンプライス。店頭予想価格は132,000円前後。

精密なエンジニアリング、高精度の3Dプリント部品などを組み合わせて14基のBAを内蔵。複雑なクロスオーバー・アーキテクチャも用いている。

AFUL Cantor

「ロスレス・ダイレクトドライブ・トポロジー」により、従来のダンパーに代わって非対称のサウンドパスにより高周波の共振を排除。「よりスムーズで伸びのあるハイエンド・レスポンスを実現した」という。

ミッドレンジでは、位相干渉抑制技術により、各ミッドレンジ・ドライバーが独立して機能。クリアで中断のないミッドレンジ・パフォーマンスを実現。

低域では2基のドライバーが連動。「深い伸びと正確なコントロールでパワフルで弾力性のある低音を再生する」とのこと。音響管も工夫する事で、低域のパフォーマンスを高めている。

筐体のカラーはブルーのグラデーションで、「繊細な職人技と高品質のドイツ製ブルーレジンによって実現した」という。通常のレジンよりも高価な素材となっている。

長さ4.35mm、直径4mmのニッケルメッキ真鍮ノズルを採用。「超高域の帯域幅を広げ、高周波の聞き取りやすさを向上させる」という。インピーダンスは20Ω±10%、感度は106dB@1khz。周波数特性は5Hz~35kHz。ケーブルは着脱可能で2Pin(0.78mm)を採用。長さは1.2mで、入力プラグは4.4mm。