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オーテク、約14万円の本格派ダイレクトドライブターンテーブル「AT-LP8X」
2024年9月25日 10:10
オーディオテクニカは、レコードプレーヤーの新製品として、セミオートダイレクトドライブターンテーブルの本格派モデル「AT-LP8X」を10月4日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は143,000円前後。
また、同モデルに搭載する新型ヘッドシェル「AT-LT10」も同日に単品販売する。価格は8,800円。
AT-LP8X
オーディオテクニカは、2018年に最上位機種「AT-LP7」を市場に投入。それ以降も、世界的なレコード人気の高まりにより、アナログレコード再生をさらにステップアップしたいというニーズが高まっている事から、「音質の向上はもちろん、アナログならではの愉しみでもあるカスタマイズの幅を広げ、理想のリスニング環境を実現するためのレコードプレーヤー」としてAT-LP8Xを開発した。
ダイレクトドライブ方式を採用しており、新開発のDCサーボモーターはあえて回転トルクを抑えることで、回転速度を正確に維持する制御システムや、制振ダンパーを搭載したプラッターとの組み合わせによりワウフラッター性能を向上。安定した動作を実現している。プラッターの回転速度を正確に維持するスピード・センサー・システムも搭載。
33 1/3回転と45回転に加え、78回転にも対応。SPレコードの再生にも対応する。
トーンアームはユニバーサル式で、オーディオテクニカ伝統のJ字型トーンアームを採用。高さ調整機能により正確なセッティングが行なえる。
ヘッドシェルには新モデルのAT-LT10、カートリッジには汎用性の高いAT-VM95Eを標準装備。別売の「AT-VM95」シリーズの交換針によるアップグレードできる。
付属のサブウェイトを使えば、使用可能なカートリッジの重量が最大。23.5g(ヘッドシェル含む)となるため、比較的重いMC カートリッジやヘッドシェルを組み合わせることも可能。
再生終了時に自動的にトーンアームが上がり、プラッターが停止するオートストップ機能も搭載。レコードや針を守れる。33 1/3・45・78回転それぞれのレコードでオートストップするタイミングを最適化している。
リフターはレバー式ではなく、よりスムーズに動作するボタン昇降式を採用。選択した回転数に応じて、オートストップするタイミングを自動で切り替える。オートストップ機能をOFFにして手動操作も可能。
制振設計を施したアルミダイキャスト製のプラッターと2.5mmラバーマットを採用。筐体は、壁面厚16㎜のMDFを使ったボックス型。水平調整機構を備えたインシュレーターも備えている。
オーディオ用に専用設計された低ノイズ電源を内蔵。Phono出力に特化した音質重視設計で、フォノイコライザー回路を介さずカートリッジの信号をピュアにダイレクト伝送する。取り外し可能なダストカバーも同梱。