ニュース

Technics、ΔΣドライブ搭載ターンテーブル「SL-1300G」海外発表

SL-1300G

パナソニックは5日(米国時間)、Technicsブランドより、ターンテーブルの新製品「SL-1300G」を発表した。12月発売予定で、価格は3299.99ドル。

昨年発売した「SL-1200GR2」に導入されたモーター制御技術「ΔΣ-Drive」を採用。ΔΣ-Driveは、Technicsのフルデジタルアンプに採用されているΔΣ変調方式によるPWM信号生成により、モーターの振動を最小限に抑え、滑らかな回転精度を実現するという。

SL-1300Gでは、鉄芯レスモーターと組み合わせることで、微細なモーター振動の排除とパフォーマンスの向上が相まって、さらに高い音質の完成度を実現したとしている。

モーターは鉄芯レスのダブルローター/シングルステーター型で、SL-1200GR2と比較して、駆動力が格段に上昇。駆動ユニットの振動をさらに抑えるためにモーターのコイル取り付け回路基板に新しい補強が施され、回転中に発生する機械的振動がさらに低減しているとする。

ボトムシャーシはアルミダイキャストとBMC(Bulk Moulding Compound)の2層構造で、振動に対する高い耐性を確保。モーターとトーンアームの間のシャーシプレートの底面には、リブ構造が追加され、モーターの振動をトーンアームから遠ざけることでトラッキングプロセスが妨げられず、忠実な音像につながるとしている。