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アンカーからDolby Vision対応プロジェクタ。Google TV搭載で約20万円

Nebula Cosmos 4K SE

アンカー・ジャパン(Anker)は、スマートプロジェクターブランドのNebulaより、Dolby Visionに対応し、レーザー×LEDのハイブリッド光源を搭載した「Nebula Cosmos 4K SE」を10月3日より発売する。価格は199,900円。

Nebulaブランドの中で「映像の美しさに特化した」ハイエンドシリーズ“Cosmos”の最新モデル。

最大の特徴が、Nebulaブランド初採用となる「Dolby Vision」「ハイブリッド光源」の搭載。

Dolby Visionは、Netflixなどの配信番組やUHD BD、最新映画などで採用されているドルビー独自のHDR規格。規格上、色彩やコントラスト等の多くの映像情報を映像に反映することができ、従来のSDR規格で撮影した映像に比べて約40倍の明るさと約50倍のコントラスト比を表現できる。「現実世界をそのまま再現したような驚異的なリアルさの映像を投影できる」という。

レーザーとLEDを組み合わせたハイブリッド光源「HYBRID BEAM」の搭載もポイント。DLPデバイスを使った4K解像度出力と、新しいハイブリッド光源により、「明るく鮮明で自然光に近い映像を10.7億色の色域で緻密な色彩の映像を表現できる」とする。

投影する映像信号を処理する「NubulaMaster」も搭載。どのような映像においても、高いコントラストと正確な色再現度を目指している。明るさは1,800 ANSIルーメンで、投影可能な最大サイズは200インチ。

Netflix公式アプリが楽しめる、Google TVを搭載。ホーム画面からコンテンツを直接選択でき、アプリの切り替え不要で見たい番組を見つけやすいUIが特徴。付属のリモコンには、Netflix、Prime Video、YouTubeの動画サービスをすぐに立ち上げることができるダイレクトボタンを備える。

高い利便性を実現する「Nebula IEA 4.0」を搭載。垂直・水平方向の自動台形補正やオートフォーカス調整に加え、壁色に応じた適切な映像補正、周囲の明るさに応じて輝度とコントラストを調整する機能を備えており、複雑な間取りや色のついた壁など、様々な環境での使いやすさを実現した。

プロジェクター本体には、15W×2のステレオスピーカーを搭載。動画配信サービスなどに用いられている音声フォーマットDolby Digital Plusもサポートした。

インタフェースはHDMI 2.1(eARC)やHDMI 2.1、USB-A、AUX。本体上部には、持ち運び用のハンドルも備える。内蔵バッテリーは非搭載。

ハンドルを除く外形寸法は、約220×263×165mm。重量は約4.5㎏。