ニュース

Brise Audio、HIFIMAN「SUSVARA」用リケーブル。特徴活かすため独自に音質設計

「BSHP for SUSVARA」使用イメージ

Brise Audioは、HIFIMANのヘッドフォン「SUSVARA」の特徴をより活かせるよう独自に音質設計を施したというリケーブル「BSHP for SUSVARA」を11日に発売した。各種入力プラグに対応したバリエーションを用意し、実勢価格400,000円から。長さは2.5m。

  • 長さ2.5m
    BSHP for SUSVARA- 5極Φ4.4mm プラグ 1.3m【型番:BSHPSSVR-544】
    BSHP for SUSVARA- Φ6.3mm 1/4TRSプラグ 1.3m【型番:BSHPSSVR-363】
    BSHP for SUSVARA- 4-pin XLRプラグ 1.3m【型番:BSHPSSVR-4X1】JAN:4570113633496
    BSHP for SUSVARA- 3-pin XLRプラグ 1.3m【型番:BSHPSSVR-3X2】JAN:4570113633502
  • 長さ1.3m
    BSHP for SUSVARA- 5極Φ4.4mm プラグ 2.5m【型番:BSHPSSVR-544】
    BSHP for SUSVARA- Φ6.3mm 1/4TRSプラグ 2.5m【型番:BSHPSSVR-363】
    BSHP for SUSVARA- 4-pin XLRプラグ 2.5m【型番:BSHPSSVR-4X1】
    BSHP for SUSVARA- 3-pin XLRプラグ 2.5m【型番:BSHPSSVR-3X2】

SUSVARAはヘッドフォンの中ではトップクラスに低能率なため、ヘッドフォンアンプに対する性能要求度が極めて高く、より多くのパワーと電流を必要とする。そこで、「定評のあるYATONO線材よりも更に導体量を増加したオリジナル線材を使用することで、必要とされる電流に対し余裕を持たした」という。

SUSVARAの特徴を活かすため、専用の独自高音質加工も採用。開発のため試聴機として自社でSUSVARAを導入し、時間をかけて綿密にチューニングしたという。

CNT、特殊電磁波吸収シールド材、BSシート、他新素材など多くの素材から適切な素材と施工方法・配置箇所を設計。使用パーツや高音質加工は、SUSVARAに合わせてUltimateグレードと同等のまたはそれ以上ものを採用している。

プレイヤー側プラグは全てUltimateグレードのBrise Audioオリジナルで、4.4mm(OFC)、6.3mm(OFC)、4-pin XLR、3-pin XLR×2を用意し、バランス接続・アンバランス接続に対応可能。

製品ページでは、Brise Audioが独自に解釈したSUSVARAの音質設計についても語られている。

BSHP for SUSVARA の音質設計

Brise Audioでは次のように解釈しました。
※あくまで弊社による独自の解釈ですので、設計者様の意図と異なる場合もございます。その点は予めご了承ください。

SUSVARAは、開放型を感じさせない量感のある低域と豊かな音場を両立した上で、厚みのある中高域を実現しています。

更に高域は自然と伸び、ピークや誇張感の無い穏やかな音色感を持っています。

ソースに対しては微細音の再現性が高く、 また音色に対しても反応が良く、揺るがない帯域バランスを持ち、充実した中高域が特徴の音質傾向です。

専用ケーブルBSHP for SUSVARAではUltimateグレード開発で培った技術を元に、 従来のCNTを始め、新採用の電磁波吸収材など含め高音質化素材を惜しみなく採用しています。

中低域の更なる厚み、より充実した高域の繊細さ、高いS/N比と余韻を高い次元で両立させることを目標としました。

その実現のため、SUSVARAを導入し比較試聴を繰り返し、複雑な専用高音質化多層構造を開発しました。

加えて、駆動力の高いハイエンドヘッドフォンアンプやハイレゾソースを想定し、基礎性能の高い機材環境で、存分にお楽しみ戴ける音質バランスを目指しました。