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大泉洋主演の時代劇「室町無頼」1月公開。場面写真解禁
2024年12月13日 11:00
日本史上、初めて武士階級として一揆を起こし、歴史にたった一度だけ登場する人物・蓮田兵衛の知られざる史実に基づいた物語を描くアクション時代劇「室町無頼」が2025年1月17日に公開される。主演は大泉洋。公開に先立ち、室町の世を戦いに生きた“無頼(=アウトロー)”たちを写した本編場面写真が公開された。
時は室町、“応仁の乱”前夜の京(みやこ)―――。大飢饉と疫病の連鎖、路上に重なる無数の死骸。そんな混沌の世の中に風の如く現れ、巨大な権力に戦いを挑んだ者たちがいた……。日本史上、初めて武士階級として一揆を起こし、歴史にただ一度だけその名を留める男・蓮田兵衛。彼の元に結集した「アウトロー=無頼」たちの知られざる闘いをドラマチックに描いた作品。
原作は、昨年「極楽征夷大将軍」で直木賞を受賞した垣根涼介による同名小説(新潮文庫刊)。監督・脚本は「22年目の告白ー私が殺人犯ですー」などで知られる入江悠。配給は東映。
己の腕と才覚だけで混沌の世を泳ぎ、密かに倒幕と世直しの野望を抱く無頼漢で剣の達人、「歴史書にただ一度名を残す男」主人公・兵衛を演じるのは、今や国民的スターとなった大泉洋。周囲を惹きつける吸引力を持つキャラクターは「まさに彼のハマり役」だという。に剣の達人役として本格的な殺陣・アクションにも初挑戦し、550歳を迎えた大泉が兵衛というキャラクターにエネルギッシュに命を吹き込み、“大泉史上最高にカッコいい男”を演じきっているとのこと。
その兵衛に拾われ、身も心も成長する才蔵役に抜擢されたのは、アイドルグループ・なにわ男子の長尾謙杜。その才蔵に棒術を教え込む老師に柄本明、民を虐げ、贅沢にふける有力大名・名和好臣には北村一輝、高級遊女にして、男たちの間を漂う絶世の美女・芳王子(ほおうじ)役を松本若菜がそれぞれ演じている。
そして300人もの荒くれ者を抱え、幕府から京の治安維持と取り締まりを任される悪党一味の首領・骨皮道賢(ほねかわどうけん)に扮するのは堤真一。
公開された場面写真では、ひそかに倒幕と世直しを計る、大泉演じる兵衛が、鋭い眼光で何かを見据えるカットや、そんな兵衛が堤じる悪友であり敵である、骨皮道賢と手に汗握る鍔迫り合いを繰り広げる様子など印象的な場面が収めれている。
そのほか兵衛と出会ったことをきっかけに修行に励み“無敵の棒術”を身に付けた長尾演じる才蔵が、六尺棒を構えるアクションシーンの一幕、志一つに松明を手に駆ける一揆の民衆、そして仲間たちを従えた兵衛が睨みつけながら両手に刀を握る場面なども公開された。