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“巻ける”次世代「レゾナンス・チップ GP」。ボリュームノブやケーブルに巻いて制振
2024年12月20日 15:00
レクストは、“もうひとつの次世代レゾナンス・チップ”として、巻くタイプの「レゾナンス・チップ W」(RC-W)を20日に発売した。価格は1本8,000円(税抜き)。長さは約150mm、直径(コア部)は約7mm。重さは約1.1g。
既報の通り、次世代レゾナンス・チップとして“通す、はさむ、インシュレーターにも使える”「レゾナンス・チップ GP」が13日に発売されているが、もう1つの次世代レゾナンス・チップがレゾナンス・チップ Wとなる。
従来の貼るレゾナンス・チップの“一度 剥がしたら使えなくなる”という欠点を克服すべく、樹脂ワイヤーによる巻く制振を開発。自由に折り曲げられ、なおかつ曲げたままの形キープできるのが特徴。これにより、“巻く、差し込む、置く”など、自由に何度でも楽しめるようになったという。
動作概念としては、「高層ビルの風揺れ対策にも応用される動吸振器という振動制御技術を小型化し、音楽に不要な微振動を制振するアイテムに応用。レゾナンス・チップ Wでは、制振焼物とワイヤーで動吸振器を形成。制振対象に対して、付加振動=動吸振器を取り付けることで、制振対象と動吸振器の共振振動数が同調し、共振振動数付近で制振する」という。
ワイヤーの方向性を気にせず自由に制振できるよう開発されており、巻く、差し込む、置くなどの使い方が可能。具体的には、ボリュームノブに巻く、イヤフォンケーブルに巻く、ラインケーブルに巻く、スピーカーの隙間に挟む、インシュレーターに巻く、電源プラグに巻く、電源ブレーカーに巻く、ケーブルプラグに巻く、スピーカーケーブルに巻くなどの使い方が提案されている。
なお、音質改善効果をフルに発揮するまで10分程度の時間経過が必要。「巻いたり外したりを繰り返して音質をチェックするのではなく、じっくり聴いてレゾナンス・チップ W のグレードアップ効果をお楽しみください」としている。