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beyerdynamic、ステージ/スタジオ向けIEM4機種海外発表
2025年1月22日 23:00
オーディオブレインズは、カリフォルニア州アナハイムで開催しているNAMM Show 2025にて、beyerdynamicブランドのインイヤーモニター(IEM)4機種を発表した。
ミキシングやクリティカルリスニング、ドラム&ベース、ギター&ボーカル、クラシック楽器やキーボード用など、特定の用途に向けて設計されており、「音質と快適性の新たな基準を打ち立てる」という。
ラインナップは、ミキシングや精密な分析に特化した設計の「DT 70 IE」、力強い低音の基盤とし、やや落ち着いた中域と際立った高音域を特徴とする「DT 71 IE」、ギタリスト、ボーカリストのニーズに合わせてチューニングされた「DT 72 IE」、ピアニスト、キーボード奏者、オーケストラの音楽家に最適とする「DT 73 IE」の4機種。DT 70 IE、DT 72 IE、DT 73 IEはIP68相当の防塵防水対応で、DT 71 IEはIP65相当となっている。イヤフォン側端子はMMCX。
明瞭性と1kHzでわずか0.02%という極めて低い歪率を実現したという、TESLA.11ダイナミックドライバーシステムを搭載。最大音圧レベル137dBに達する、市場で最も高出力なシステムの1つとしている。IEMは、ドイツ・ハイルブロンにある本社で手作業で製造されている。
コンパクトなデザインと人間工学に基づいたフィット感、さらにMRIで採取された数百もの耳型データを基に開発された設計により、フィット感と最大-39dBの高い遮音性を提供。これにより、大音量のステージやスタジオの厳しい要求に最大限に対応するとしている。
イヤフォンケーブル、6.3mm標準プラグアダプタ、シリコンイヤーピース(XS/S/M/L/XL)、メモリーフォームイヤーピース3ペア、ワックスフィルター、キャリングケースなどが付属する。
スペックは以下の通り。
- 周波数特性：5Hz〜40kHz
- インピーダンス：16Ω
- 感度(@1mW/500Hz)
DT 70 IE：113dB SPL
DT 71 IE：112dB SPL
DT 72 IE：113dB SPL
DT 73 IE：115dB SPL - THD+N：0.02％
- 遮音性：-39dB
- 重量(ケーブル除く)：6g
【DT IEシリーズ仕様】