ULTRASONE、Signatureエントリー機にバランス接続できるウィンターモデル

「Signature PURE WHITE」

アユートは、ULTRASONEのプロ向けヘッドフォン「Signature」シリーズより、ウィンターカラーをまとった限定生産のリミテッドエディション「Signature PURE WHITE」を、2月22日に発売する。価格は33,000円。カラー変更に加えて、バランス接続対応といった仕様のアップデートも行なわれている。

本体カラー以外にもバランス接続対応、イヤーパッドの改良といったアップデートも施されている

ホワイトとグレーを基調として「冬のエレガンスを演出する」という新カラーになったほか、より強固な接続に対応するべく、ヘッドフォン側コネクターは2.5mmバヨネットロック式から3.5mmスクリュ－ロック式に変更。イヤーパッド部分は、内径を大きくすることで、空間表現を高め、長時間でも疲れにくいフィッティングになったスエードタイプのメモリーフォームを新たに採用した。

またヘッドフォン内部に新基板が投入され、4極バランス接続に対応。付属ケーブルも本体デザインとマッチするようにカラー変更された3.5mmプラグストレートケーブル、4.4mmバランスプラグストレートケーブルが付属する。

ベースモデルは、ブランドを象徴するヘッドフォンであるSignature DJ のエッセンスを受け継いた密閉型エントリーモニターヘッドフォン「Signature PURE」。50mm径マイラードライバーや、独自技術「S-Logic 3」テクノロジーなどを採用し、ミキシングやトラッキング、DTM、DJ、リスニング、ゲームなど幅広い用途でピュアなサウンドを楽しめる。

独自のS-Logic 3テクノロジーは、自然なリスニング環境を提供する「3次元サウンド・ローカライゼーション」で、音や音楽の微細なニュアンスや記録を再現し、ラウドスピーカーとは異なる、部屋の音響特性に左右されないサウンドを提供するという。

本体は折りたたみ可能

ヘッドパッドには、中央に窪みのような切れ込みを入れるFGCテクノロジーも採用。人間の頭頂部には、乳幼児期に前頭前野が閉じる際にできる“角”があり、この角を圧迫しないことがヘッドフォンの快適な長時間装着に必要な要素だという。FGCテクノロジーでは、ヘッドパッドが頭頂部に当たる部分の圧力を分散するため、疲れにくいとのこと。

またスエードを採用したヘッドパッド下には通気性の高いメッシュ構造を採用することで、汗によるムレも抑制する。

クッション性が高い内側素材のキャリングバッグが付属する

再生周波数帯域は8Hz～35kHz、インピーダンスは32Ω、出力音圧レベルは105dB。製品にはクッション性が高い内側素材で、本体をケーブルを保護しつつ持ち運べるオリジナルキャリングバッグが付属する。

なお、Signature PURE WHITEのパッケージは、輸送時本体保護用の簡易パッケージのため、箱の軽微な潰れや破損などパッケージを理由とした製品交換・返品はできない。