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DJI、自動軸ロックでスムーズに撮影できる小型軽量ジンバル「RS 4 Mini」
2025年2月21日 12:35
DJIは、カメラやスマートフォンに使用できる小型軽量のジンバル「DJI RS 4 Mini」を発売する。直販価格は51,480円。「RSスマートトラッキングモジュール」「RS 4 Miniブリーフケースハンドル」がセットになった「DJI RS 4 Mini コンボ」は直販価格63,140円。
最上位クラスのジンバルで採用していた「自動軸ロック機能」を、Miniシリーズとして初めて搭載。ジンバルの3軸ロックを1秒で解除でき、撮影、シーンの切り替え、収納が素早く行なえるようになった。
ネイティブ縦向き撮影の切り替え機能を備え、RSシリーズ最速の切り替えが可能。テフロンインターレイヤーと微調整ノブをアップグレードし、カメラを取り付ける際にスムーズでより緻密なバランス調整が行なえる。
RS 4 Mini コンボに同梱されるRSスマートトラッキングモジュールでは、インテリジェントなフレーミングと構図を提供。Roninアプリの有無に関わらず、どのカメラシステムやスマホでもActiveTrackを有効にすることで、複雑な環境でも10メートルまで人の被写体をフレーム内に保持する。トリガーボタンを1回押すか、開いた手のひらのジェスチャーコマンドでトラッキングを有効にできる。
RSスマートトラッキングモジュールは、磁気式のクイックリリースを採用しており、1秒でチルト軸に取り付け可能。磁気ロックにより、撮影中に緩んだり脱落することなく、安定したフォローショットが実現できるという。
新しいレスポンシブモードでは、ジンバルの起動または停止時に手の動きに素早く反応し、速い動きの被写体に対するオービットショットに対応。クラシックなスムーズフォローモードでは、通常の被写体追従ショットに滑らかなジンバル応答をサポートする
第4世代のRS安定化アルゴリズムにアップグレードしたことで、強力な手ブレ補正とカメラ操作時の自然な操作感を両立。安定性を確保しながら、スムーズで直感的な撮影が可能。縦向き撮影時の安定性も大幅に向上している。
RS 3 Miniと比較して、充電速度とバッテリー駆動時間が30%向上し、最大稼働時間は13時間。急速充電にも対応し、30分の充電で5時間使用できる。
重量890gながら、最大2kgの積載能力を装備。幅広い主流のミラーレスカメラとレンズの組み合わせに対応する。また、RS 4 Mini専用に設計された新しいハンドルは、従来のRSブリーフケースハンドルよりも20%小型化。28g軽量化している。
付属品は、クイックリリースプレート、RS 4 Mini三脚、L字型マルチカメラ制御ケーブル、USB-C充電ケーブル、ねじキット。コンボではこれに加えてRSスマートトラッキングモジュールとRS 4 Miniブリーフケースハンドルが追加される。