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松竹、BS放送から撤退。「広告売上が伸びず、これ以上の継続は困難」
2025年2月27日 18:44
松竹は2月27日、映像関連事業のBS放送事業から松竹グループとして撤退すると発表した。理由として、当初計画に比べて広告売上が伸びていないことを挙げている。
同社グループの松竹ブロードキャスティングと東急は2020年7月に「BS松竹東急株式会社」を設立し、2022年3月26日にBSチャンネル「BS松竹東急」の放送を開始している。
松竹は「BS松竹東急は、2022年3月に開局以降、認知率・視聴率を伸ばしているものの、当初計画に比べ、広告売上が伸びず、これ以上のBS放送事業の継続は松竹グループとしては困難と判断」し、BS放送事業からの撤退を2月27日開催の取締役会で決議した。
今後はBS松竹東急で発生する撤退費用等を、同社筆頭株主の松竹ブロードキャスティングの完全親会社である松竹が適正な範囲で負担する。松竹が負担する撤退費用や2025年2月期業績予想に与える影響については現在精査中としている。