クラリオン、ワンセグ対応PNDにウイルス混入の恐れ
-PC接続で感染の可能性。新品との交換も
5月11日発表
クラリオン株式会社は11日、ポータブルナビ(PND)の一部製品においてウイルスが混入している可能性があると発表した。同社はサイト内でウイルスの駆除方法を説明しており、希望者には新品との交換にも応じる。
DTR-P7DT |
対象モデルは、ワンセグ搭載の「DTR-P7DT」と「DTR-P75DT」、ワンセグを搭載しない「DTR-P50」、「DTR-P55」の計4製品。一部ロットにおいて、「USBオートランウイルス(USBワーム)」と定義されるウイルスが混入した可能性があるという。該当品の詳しい特定方法は同社サイト内で案内している。
該当品を単独で使用した場合には正常に使えるとしているが、Windows PCとUSB接続した場合、PCにウイルスが感染する恐れがある。混入の可能性があるウイルスは「Trojan Horse」(シマンテック)、「W32/Autorun.worm.dp Generic!atr」(マカフィー)、「WORM_GOOMHTTP.DS Mal_Otorun1」(トレンドマイクロ)として検出されるもの。感染すると、第三者による不正アクセスや情報流出を起こす可能性があるとされる。
■ 問い合わせ窓口
クラリオン お客様相談室
Tel.0120-112-140
受付時間:9:30~12:00、13:00-17:00(土日祝祭日を除く)
(2009年 5月 11日)
[AV Watch編集部 中林暁]