エプソン、プロジェクタ用液晶出荷が累計6,000万枚突破



 セイコーエプソンは25日、3LCD方式のプロジェクタ向け高温ポリシリコンTFT液晶パネル(HTPS)の累積出荷数6,000万枚を達成したと発表した。

 エプソンでは、2006年2月に3,000万枚、2008年8月に5,000万枚出荷を達成。2009年は、HTPSで世界最小のXGA対応0.55型パネルや、世界初のWUXGA対応/0.94型パネルの量産を開始。また、HTPSで世界初の4K対応パネルを開発するなど、高性能化に向けた技術開発を続けている。

 エプソンは、「これからも最先端液晶技術、高開口率化技術など独自技術の組み合わせにより、3LCDプロジェクタの性能を一段と高めるHTPSのラインナップを拡充し、拡大するさまざまな用途に対応していく」としている。


(2010年 2月 25日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]