ヒビノ、iBassoのDAC内蔵ポータブルアンプ「D5 Hj」

-実売25,000円/DACは旭化成。1周年記念コラボ


DAC内蔵ポータブルヘッドフォンアンプ「D5 Hj」

 ヒビノインターサウンドは、iBasso AudioのUSB DAC内蔵ポータブルヘッドフォンアンプ「D5 Hj」を7月15日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は25,000円前後。外装は手作業のヘアライン加工を施したブラッシュド・ブラック仕上げ。

 ヒビノインターサウンドがiBasso Audioの輸入代理業務を開始してから1周年を記念して開発されたコラボレーションモデルで、アナログ入力を備えたポータブルヘッドフォンアンプとして使用できるほか、USBでPCと接続し、DACとしても動作。PCの音を高音質で再生する事もできる。

 DACは旭化成エレクトロニクス製で、24bit/192kHzのアップサンプリングレートコンバータも搭載。USBからの信号を24bit/192kHzにアップサンプリングした上で、D/A変換することで、「原音の細かなニュアンスを極限まで伝える極めて解像度の高い音質を実現した」という。


背面。USB入力を備えている

 アンプ部分は、フラッグシップの「D12 Hj」(実売32,000円前後)と同様に、左右のチャンネルで独立して配置。解像度の高さを維持しつつ、「圧倒的な迫力の音質で再現する」としている。なお、最上位の「D12 Hj」は、DACも左右で独立させている。

 また、下位モデルの「D2 + Hj Boa」よりも小型な筐体を実現。外形寸法は77×51×21mm(縦×横×厚さ)。重量は99g。内蔵のリチウムポリマーバッテリで、最大38時間の駆動が可能。充電所要時間は約4時間。

 端子は、ステレオミニのイヤフォン出力×1系統、ステレオミニのライン入出力兼用端子×1系統、USB入力×1系統を装備。最大出力100mW×2ch(32Ω)で、推奨ヘッドフォンインピーダンスは8~300Ω。全高調波歪は0.009%(DAC/1kHz/0dB)、0.012%(アンプ/1kHz/0dB)。


(2011年 6月 1日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]