オーテク、53mm径ドライバ搭載のアートモニター3機種
-実売1~2万円。アルミハウジングの「A900X」など
ATH-A900X |
オーディオテクニカは、「アートモニターヘッドフォンシリーズ」を9年ぶりにリニューアルし、「ATH-A900X」、「ATH-A700X」、「ATX-A500X」の3製品を10月14日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はATH-A900Xが2万円前後、ATH-A700Xが15,000円前後、ATH-A500Xが10,000円前後。
いずれも、新開発の53mm径ドライバーを搭載した密閉ダイナミック型のヘッドフォンで、従来モデルよりもより広帯域で、クリアで解像度の高い表現を楽しめるとする。また、上位機種のATH-A2000X/A1000Xと同じ3Dウィングサポートの採用と、軽量化により、装着感を高めている。
ATH-A700X | ATH-A500X |
ATH-A900Xでは、高剛性アルミニウムハウジングを採用し、不要振動を抑制。高音質化を図っている。また、Aシリーズ専用設計の53mmドライバーでワイドレンジでクリアな再生を可能としたほか、D.A.D.S(Double Air Damping System)構造により伸びのある低域を実現した。OFCボビン巻ボイスコイルを採用し、繊細なニュアンスを再現するという。再生周波数帯域は5Hz~40kHz、インピーダンスは42Ω。重量は330g。上位機種ATH-A1000Xと同等のイヤパッドを採用し、装着感を高めている。
ATH-A700X/500Xも、53mmドライバや、D.A.D.S構造、3Dウィングサポートなどの機能は上位モデルを継承。A700Xは、深みのあるメタリック塗装が特徴で、高級感を高めているほか、ボビン巻のボイスコイルを採用し、中高域再生能力を向上している。再生周波数帯域は5Hz~35kHz、インピーダンスは38Ω。重量は290g。
A500Xの再生周波数帯域は5Hz~30kHz、インピーダンスは48Ω。重量は290g。
型番 | ATH-A900X | ATH-A700X | ATH-A500X |
ドライバ | 53mm径 | ||
出力音圧レベル | 100dB/mW | 96dB/mW | |
再生周波数帯域 | 5Hz~40kHz | 5Hz~35kHz | 5Hz~30kHz |
最大入力 | 2,000mW | 1,000mW | 500mW |
インピーダンス | 42Ω | 38Ω | 48Ω |
重量 | 330g | 290g | |
ケーブル長 | 3m |
(2011年 9月 20日)
[AV Watch編集部 臼田勤哉]