zionote、UBIQUOのダブルドームイヤフォン3機種
-Design Nothingのイヤフォンワインダーも
「UBQ-ES503」。カラーバリエーションはBK(Black)、TD(Titanum Dark)、RED、WT(White) |
zionoteは、UBIQUO(ユビクォ)製イヤフォン3機種を3月3日に発売する。インナーイヤー型で、価格は全てオープンプライス。直販価格は「UBQ-ES503」と「UBQ-ES505」が各3,500円、「UBQ-ES703」が4,600円。
カラーバリエーションは、「UBQ-ES503」がBK(Black)、TD(Titanum Dark)、RED、WT(White)。「UBQ-ES505」はNB(Navy Blue)、PW(Purple Wine)。「UBQ-ES703」がBK(Black)、NB(Navy Blue)、RED、(WT)Whiteを用意する。
また、Design Nothing(デザインナッシング)製のイヤフォンワインダーも3月3日に発売する。価格はオープンで、直販価格は「EARPHONE WINDER-Square」が680円、「EARPHONE WINDER-Lovemark」が同770円。
■UBIQUO
イヤフォンやヘッドフォン開発に数十年打ち込み、大手イヤフォンメーカーで開発責任者だったエンジニアが理想のイヤフォンを求めて立ち上げたというブランド。社名は、「ユビキタス」をベースにつけられており、「意識しなくてもどこにでもある。そのような存在のイヤフォンでありたいという想いで開発した」とのこと。
最大の特徴は、ユニットに「ダブルドーム振動板(Double dome diaphragm)方式」を採用した事。低域から中域と高域の振動板を2つに分けたもので、サイズや重量は従来のユニットレベルに抑えながら、音質の大幅な改善に成功したとしている。さらに、ドームの厚さを調整することで音質の調整も可能。振動板が2重であるため「幅広い音作りが可能になる」としている。なお、本来の音質を発揮するためには「20時間から40時間程度の鳴らしこみ(エージング時間)が必要」とのこと。
UBQ-ES503とUBQ-ES505は、16mm径のダブルドームユニットを採用。UBQ-ES703は、14.8mm径のダブルドームユニットを採用する。
「UBQ-ES505」はPW(Purple Wine)とNB(Navy Blue)の2色 |
上位モデルとなるES703は「ES505までの開発と生産によって培われた全てを用いて、1から新規に開発した新たなリファレンスイヤフォン」と位置付けられ、「ES505以上に高低に渡ってクセのない音」だという。ES503はベースモデル、ES505は「ES503をベースにデザインと基礎設計はそのままに、低域を増強したモデル」とのこと。
ES703はBK(Black)、RED、NB(Navy Blue)、(WT)Whiteを用意する |
Blackモデル | REDモデル |
モデル名 | UBQ-ES503 | UBQ-ES505 | UBQ-ES703 |
ユニット | 16mm径ダブルドーム | 16mm径ダブルドーム | 14.8mm径ダブルドーム |
感度 | 98dB/mW | 98dB/mW | 100dB/mW |
周波数帯域 | 10Hz~40kHz | 10Hz~40kHz | 15Hz~35kHz |
インピーダンス | 16Ω | 16Ω | 16Ω |
ケーブル | 1.2mY型 | 1.2mY型 | 1.2mY型 |
■Design Nothing
イベント会場やデザイン家具、文房具、スマートフォン関連製品などで、幅広くデザイン展開を進めているDesign Nothingによる、イヤフォンワインダー。イヤフォンのケーブルをまとめるためのもので、「EARPHONE WINDER-Square」は曲線も採用した四角形、「EARPHONE WINDER-Lovemark」はハートーマークとなる。
「Square」にはカラーバリエーションとして、Black、Red、Green、Yellow、Whiteを用意。「Lovemark」はDeepPinkのみとなる。
EARPHONE WINDER-Square | EARPHONE WINDER-Lovemark |
外形寸法と重量は、「Square」が49×49×12mm(幅×奥行き×高さ)で、約5.2g。「Lovemark」が56×63×12mm(同)で、約5.6g。
(2012年 2月 21日)
[AV Watch編集部 山崎健太郎]