JVC、カーボンナノチューブ振動板のヘッドフォン2機種
-40mm径の「HA-S500」など。折り畳みは3通り
HA-S500のブラック |
JVCケンウッドは、JVCブランドのヘッドフォン新モデルとして、大口径のカーボンナノチューブ振動板を採用した2機種を7月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は、40mm径ユニット搭載の「HA-S500」が4,000円前後。30mm径の「HA-S400」が3,000円前後。
カラーは、HA-S500がブラック(B)とガンメタリック(Z)の2色。HA-S400はブラック(B)、レッド(R)、ホワイト(W)の3色を用意する。
軽量で剛性の高いカーボンナノチューブ素材の振動板と、高磁力のネオジウムマグネットを搭載したドライバユニットを新開発。クリアな中高音から、キレがありパワフルな重低音まで楽しめるという。
HA-S500のガンメタリック | HA-S400のブラック | HA-S400のレッド | HA-S400のホワイト |
ハウジング部とヘッドバンド部は折り畳みが可能で、バッグなどの収納スペースに合わせて3通りの折り畳み方を選べる。「HA-S500」のみ、イヤーパッドとヘッドパッド部には低反発素材を使用し、遮音性と装着感を高めている。
出力音圧レベルは、HA-S500が106dB/1mW、HA-S400が104dB/1mW、再生周波数帯域はHA-S500が8Hz~25kHz、HA-S400が10Hz~24kHz、インピーダンスはHA-S500が32Ω、HA-S400が36Ω、最大入力はいずれも1,000mW。
ケーブルは両出しで、長さは1.2m。プラグは金メッキ仕上げのステレオミニ/L型。ケーブルを除く重量はHA-S500が約168g、HA-S400が約145g。
(2012年 6月 5日)
[AV Watch編集部 中林暁]