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フルテック、USB DAC搭載の携帯アンプ「STRIDE II」

ウォークマンのWM-PORT用ケーブルも5,145円から

ポータブルヘッドフォンアンプ兼USB DAC「STRIDE II」

 フルテックは、ADL(ALPHA DESIGN LABS)ブランドのポータブルヘッドフォンアンプ兼USB DAC「STRIDE II」と、ウォークマンのWM-PORT用ステレオミニ変換ケーブル「MP-S」シリーズを12月23日に発売する。価格は、アンプが21,840円、ケーブルが10cmの「MP-S 0.10M」が5,145円、18cmの「MP-S 0.18M」が5,460円、60cmの「MP-S 0.6M」が6,300円。



ポータブルヘッドフォンアンプ

背面

 「Stride」の新モデルで、筐体デザインを変更。ポータブルプレーヤーとのマッチングを考慮し、上部を平面にしている。筐体と両サイドのパネルには、ブラックのアルミ合金を使用している。

 入力はステレオミニのライン入力×1と、USB×1を装備。USB DAC機能も備えており、PCと接続し、24bit/96kHzまでのハイレゾファイルを再生できる。DACはWolfsonの「WM8716」。USBコントローラーはTENORの「TE7022L」。

 ボリュームはロータリー型。赤と青、2色のLEDでステータスを表示する。リチウムイオンで940mAhのバッテリを内蔵。充電はUSB経由で行ない、約5時間の充電で、約80時間の連続再生が可能。

 ヘッドホン出力はステレオミニで、出力レベルは78mW(12Ω)、94mW(16Ω)、110mW(32Ω)、98.6mW(56Ω)、23mW(300Ω)、16mW(600Ω)。外形寸法は62.2×123.4×26mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は160g。



WM-PORT用ケーブル

WM-PORT用ケーブル

 ウォークマンのWM-PORTと接続し、出力をステレオミニに変換するケーブル。ウォークマンをポータブルアンプなどと接続する際に使用する。

 「フルテック・ピュア・トランスミッション・テクノロジー」を使い、伝送ロスを最小限に抑えるために銀メッキOCC素材を採用。アルミフォイルと銅合金による2重シールド構造と、RoHS指令適合のシースで外来ノイズを低減している。

 また、メイン導体には、α(Alpha)プロセス処理(-196度での超低温処理/特殊電磁界処理)を施している。プラグは24K金メッキ。

(山崎健太郎)