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ティアック、KOSSのスポーツ向けイヤフォン

女性水泳選手と女性デザイナーが開発。約3,480円

耳掛けタイプの「FitClips」(KSC32)

 ティアックは、米KOSSのスポーツ向けカナル型(耳栓型)イヤフォン「KOSS Fit」シリーズ2機種を7月下旬に発売する。耳掛けタイプの「FitClips」(KSC32)、通常タイプの「FitBuds」(KEB32)をラインナップし、価格はどちらもオープンプライス。店頭予想価格は各3,480円前後。カラーは2機種とも、コーラル、パープル、ブルー、ライム、ミントの5色を用意する。

通常タイプの「FitBuds」(KEB32)

 「女性による女性の為のデザイン」をコンセプトにしたシリーズで、オリンピック女子競泳金メダリストのダラ・トーレス選手と、KOSSの女性デザイナーが共同で開発。耳掛けタイプのハンガー部分には、柔軟性のあるフレキシブルソフトクリップを採用。耳に優しくフィットし、快適な着け心地を提供するという。

左が「FitClips」の、右が「FitBuds」のカラーバリエーション。どちらもコーラル、パープル、ブルー、ライム、ミントを用意する

 通常タイプ「FitBuds」は、筐体がコンパクトなのが特徴で、KOSSで発売している既存のイヤフォンと比べ、体積が約33%小さくなっている。これにより、「女性の小さな耳にも合うバランスのとれたデザイン」としている。

 どちらのモデルもスウェットレジスタントコーティングを施し、耐汗性を高めている。また、しなやかで丈夫なケーブルを使う事で、「フィットネスなどスポーツでの使用に最適」としている。

 再生周波数帯域は、FitClipsが15Hz~20kHz、感度が104dB。FitBudsは、20Hz~20kHzで、感度は100dB。インピーダンスは16Ωで共通。ケーブルは1.2mのストレートタイプで、入力はステレオミニ。重量はFitClipsが13g、FitBudsが10g。イヤーピースは3サイズ同梱する。

(山崎健太郎)