NEC、DTCP-IP/TV視聴対応10型Windowsタブレット

LaVie Tab W

　NECは、テレビ録画/視聴のDTCP-IPに対応する10.1型Windowsタブレット「LaVie Tab W」を9月26日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は、Bluetoothキーボード付きの「TW710M2S」が99,800円前後、キーボード無しの「TW710M1S」が86,800円前後。Bluetoothキーボードの単体発売(価格:26,250円)も行なわれる。

　10.1型のドラゴントレイル保護ガラス搭載タッチパネル式IPS液晶を採用したWindowsタブレット。OSはWindows 8(32bit)。Word 2013やExcel 2013などを利用できるOffice Home and Business 2013を標準搭載する。タッチ操作に加え、1,024段階で筆圧を感知するデジタイザーペンと、本体を立てかけて使用できるスタンド付きBluetoothキーボードが付属。キーボードにはポインティングデバイスを搭載する。

　従来よりデザインが一新され、タッチ操作に対応した専用のTVプレーヤーアプリ「SmartVision/PLAYER」を10月よりWindowsストアで提供開始予定。DLNA・DTCP-IP対応のレコーダやPCから録画番組を転送して視聴できるほか、2012年5月モデル以降のダブルチューナを搭載するVALUESTAR W/N、VALUESTAR G タイプW/N経由でライブ番組視聴も可能。このほか、コンテンツ共有アプリ「コンテンツナビ」や、サイバーリンクの写真編集アプリ「PhotoDirector Mobile」などもバンドルされる。

スタンド付きBluetoothキーボードを利用することでノートPCのように使用できる

　CPUはAtom Z2760(1.5GHz)で、メモリは2GB。64GBのストレージメモリを内蔵する。背面に800万画素、前面に200万画素のカメラを搭載。IEEE 802.11a/b/g/n対応無線LANを備え、Bluetooth 4.0に対応。GPSや地磁気センサー、ジャイロセンサーなども搭載する。外部インターフェイスは、USB 2.0や、HDMIミニ出力、ヘッドフォン出力、microSDカードスロットを装備する。バッテリ駆動時間は約10時間。本体サイズ164×262.6×9.8mm(縦×横×厚さ)、重量約590g。キーボードのサイズは164.6×262.6×9.5mm(同)、重量約353g。