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Klipsch、流線型デザインのヘッドフォン「STATUS」
ケーブル着脱可能。折りたたんでコンパクト収納
(2013/10/25 12:00)
フロンティアファクトリーは、米Klipschのヘッドフォン新製品「STATUS」を11月15日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は24,800円前後。カラーはBlackとWhiteの2色を用意する。10月26日、27日に開催される「秋のヘッドフォン際2013」で試聴機を用意するという。
40mm径ユニットを搭載した密閉型のヘッドフォン。再生周波数帯域は16Hz~23kHz。感度は110dB。インピーダンスは32Ω。重量は328g。
筐体は耐久性の高いグリルアミドを採用。流線型のフォルムが特徴で、「ファッション性とラグジュアリーの両方を満たすデザイン」としている。イヤーパッドは低反発タイプ。ハウジングをヘッドアーム側に向かって折りたたむ事ができる。
ケーブルは着脱可能で、ヘッドフォン側の端子はステレオミニ。プレーヤー側の入力端子もステレオミニ。通常のケーブルと、アップル製品向けのマイクリモコンを備えたケーブルの2種類を同梱し、付け替えられる。
さらに、航空機用のプラグアダプタ、標準プラグへの変換アダプタ、キャリングポーチなどを同梱する。
音を聴いてみる
ハイレゾ対応ポータブルプレーヤーの「AK120」と接続し、音を聴いてみた。
外観やサイズはアクティブノイズキャンセリング対応の「Mode M40」とほぼ同じだが、カラーリングがBlack/Whiteになった事で、デザインの印象が変化した。Blackモデルはよりシックに、Whiteはアップル製品などとデザインマッチしそうなカラーで、女性にも好まれそうだ。
一聴して感じるのは、音場の広さ。NCモデルのM40では、どうしても音場が狭めに感じる部分もあったが、STATUSでは音が広がる奥行きが深く、立体的なサウンドが楽しめる。上下のレンジも拡大しており、広い音場に伸びのびと音が広がる。
かといって、音像が遠いわけではなく、中高域に関してはKlipschらしいトランジェントの良い、明瞭でクッキリとしたヴォーカルが立ち上がる。デザインからは重低音ヘッドフォンのような印象も受けるが、付帯音の少ない、モニターライクな正統派サウンドだ。