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ソニー、6.4型タブレット「Xperia Z Ultra」Wi-Fi版
約52,000円。世界最薄で防水。フルHDでおでかけ転送
(2014/1/22 10:57)
ソニーは、タブレットの新商品として、約6.4型の「Xperia Z Ultra」Wi-Fiモデル「SGP412JP」を1月24日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は52,000円前後。カラーはブラック(B)とホワイト(W)。なお、ソニーストア限定カラーとしてパープルも用意される。
22日にauが発表したスマートフォン「Xperia Z Ultra SOL24」(1月25日発売)のWi-Fiモデルで、3G/LTE通信機能は備えていない。無線LANはIEEE 802.11a/b/g/n/acに準拠する。また、SOL24はフルセグチューナを搭載しているが、Wi-Fiモデルはテレビチューナ非搭載となる。
ディスプレイは6.4型、解像度1,920×1,080ドット。トリルミナスディスプレイ for mobileを採用しており、独自の超解像技術「X-Reality for mobile」も搭載。ソニー・コンピュータエンタテインメントの「nasne」や、ソニー製Blu-rayレコーダで録画した番組を転送して再生可能。フルHDのまま転送できる「フルHD おでかけ転送」にも対応している。
外形寸法は約179×92×6.5mm(縦×横×厚さ)で、重量は約212g。6型以上の液晶を搭載するタブレットで世界最薄という。横幅はパスポートとほぼ同じ。OSはAndroid 4.2がベース。CPUは2.2GHzクアッドコアQualcomm「APQ8074」を採用。メモリは2GB、ストレージメモリは32GB。microSD/SDHC/SDXCスロットも装備。Bluetooth ver 4.0にも準拠する。
IPX5/8相当の防水性能とIP5X相当の防塵性能を備えており、キッチンやアウトドアでも利用可能。
デジタルカメラ機能は、フロントに有効約220万画素、背面に有効約810万画素、どちらも裏面照射型のCMOS「Exmor RS for mobile」を装備。逆光などの明暗差が大きいシーンでも白とびや黒つぶれの少ない動画、静止画を撮影できるという。撮影中の動画をFacebookにリアルタイムで共有したり、コメントを画面上で確認できる「Social live」や、シャッターを押した瞬間とその前後30枚ずつ、合計61枚の高速連写が可能な「タイムシフト連写」、「ARエフェクト」など、独自の撮影用アプリも無料ダウンロードできる。
写真や動画の月別表示や地図上での撮影場所の表示ができ、PlayMemories Onlineのコンテンツもシームレスで閲覧できる「アルバムアプリ」や、音楽再生アプリ「WALKMAN」も用意。WALKMANでは、音楽配信サービス「Music Unlimited」のコンテンツをシームレスで再生したり、ソニーおすすめの音設定「ClearAudio+」も利用可能。「ムービーアプリケーション」では、端末内の動画と、映像配信サービス「Video Unlimited」のコンテンツもシームレスに扱える。
加速度センサー、ジャイロ、デジタルコンパス、照度センサーなどを搭載。バッテリの持続時間は音楽再生で約100時間、ビデオ再生で約7時間。Wi-Fiを用いたWebの閲覧で約6.5時間。