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ベンキュー、1m先に89型を投写可能な超短焦点プロジェクタ「MW824ST」

MW824ST

 ベンキュージャパンは、超短焦点DLPプロジェクタ「MW824ST」を3月4日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は94,500円前後。

 MW824STは、解像度1,280×800ドットのDLPプロジェクタで、約1mから89型の投写が行なえる超短焦点モデル。輝度は3,200ルーメン、コントラスト比は13,000:1。光源は210W。縦方向で±30度の台形補正に対応する

 HDMI 1.4a端子を搭載し、BDプレーヤーやゲーム機などを接続可能。オプションの3Dメガネ「3DGS-02/03」を利用して、3D映像も楽しめる。3D方式は、フィールドシーケンシャル、フレームパッキング、トップ&ボトム、サイドバイサイドに対応。中間色の再現性を向上する、BrilliantColor技術も搭載する。

 ランプの長寿命化を実現する「Smart Eco」モードを搭載。一律に輝度を落とす従来のエコモードと異なり、コンテンツの輝度レベルを自動検出し、画像を暗くすることなくランプの消費電力を調節できる。さらに、スマートエコランプケアモードを新たに搭載し、最大約10,000時間のランプ寿命を実現したという。プロジェクタに電源を供給すると、自動で起動するダイレクトパワーオン機能も搭載する。

 映像入力はHDMI×1のほか、コンポジット×1、S端子×1、アナログRGB(ミニD-sub 15ピン)×2を搭載。音声入力はRCA×1と、ステレオミニ×2。出力は、映像がアナログRGB(ミニD-sub 15ピン)×1、音声がステレオミニ×1。10Wのモノラルスピーカーも搭載する。消費電力は270W(待機時0.5W)。外形寸法は287.3×232.6×114.4mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.6kg。

 発売中の電子黒板キット「PW01」(49,350円)にも対応。MW824STと接続して電子黒板システムとして活用可能で、キットには2本の電子ペンが付属。最大4台までの電子ペンを同時に利用できる。

正面
天面にはコントロールパネルを備える

(一條徹)