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アイ・オー、DTCP+対応NAS「RECBOX +REMOTE」の1TBモデル

HVL-AT1.0S

 アイ・オー・データ機器は、自宅のテレビ/レコーダで録画した番組を保存し、外出先から視聴できる「DTCP+」対応のNAS「RECBOX +REMOTE(レックボックス リモート)」に1TBモデルの「HVL-AT1.0S」を追加し、5月中旬より発売する。価格は27,700円。

 HVL-ATシリーズはDTCP+対応のNAS。レコーダなどから転送された録画番組をスマートフォンなどに最適化して配信するトランスコーダ「Smartplaying Engine」を搭載していることが特徴で、これまで2/3/4TBモデルを発売していたが、1TBモデルではパソコン用のDTCP+クライアントアプリ「DiXiM Digital TV 2013 for I-O DATA」を省略することで、低価格化した。

 SCEの「nasne」や、パナソニック「ブルーレイDIGA」、シャープ「AQUOSブルーレイ」など対応機器の録画番組を、RECBOXに操作不要でダビングする「自動ダビング」も装備しており、例えば、長期出張に出かけていても、リモート予約などで録画された番組を、自動的にRECBOXがダビングしてくれ、外出先から録画番組を視聴できる。自動ダビング対応機種は同社ホームページで案内している

 DTCP+の対応クライアントは、iOSアプリ「DiXiM Digital TV for iOS」の「宅外視聴プレミアム」アドオンを追加したiPhoneやiPadとAndroidの一部機種。

 通常のNASとしても利用可能で、LAN内にあるテレビからのDLNA/DTCP-IPダビングも可能。対応レコーダやテレビなどのダビング先として利用できるほか、サーバーとして、DTCP-IP/DLNAクライアント機能を備えたテレビなどに映像配信でき、同時に3台までの機器へ配信可能(DTCP+リモートアクセスは1台のみ)。

 Ethernetのほか、2ポートのUSB端子も備えており、USBメモリや接続したデジタルカメラのデータをパソコン無しでHVL-ATシリーズにコピーできる「クイックコピー」にも対応。スマートフォン/タブレット用の無償アプリ「Magical Finder」も提供し、iPhone/AndroidからRECBOXのコンテンツにアクセスして設定/操作できる。

 外形寸法は215×183×40mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約1.2kg。ACアダプタやLANケーブルなどが付属する。

(臼田勤哉)