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ソニー「有機ELテレビ開発凍結」を否定。業務用や研究開発は継続

ソニーがCEATEC JAPAN 2013で展示した56型有機EL

 ソニーは、13日の日本経済新聞による「有機ELテレビ開発凍結」報道について、「有機ELに関し、方針変更を行なったわけではない。研究開発は続けており、業務向けのビジネスも継続していく」と答えた。

 報道では、「有機ELテレビの商品化向け開発を凍結し、4K液晶テレビに経営資源を集中」としていた。ソニーによれば、有機ELテレビについては製品化の予定は無いが、有機ELの研究開発は継続中で、業務向けモニターのビジネスにも変更はないとしている。

 パナソニックとの印刷方式による大型/高精細有機EL共同研究については、2013年末に終了しているが、既存の蒸着方式のビジネスを進めながら、研究開発や次世代製品の検討を行なっていくという。

(臼田勤哉)