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iBasso、薄さ11mmでデュアルDAC搭載のポータブルアンプ「D Zero MK2」。約18,500円

 ヒビノインターサウンドは、iBasso AudioのUSB DAC内蔵ヘッドフォンアンプ「D Zero MK2」を3月13日に発売する。薄型だが、デュアルDACを搭載。価格はオープンプライス。店頭予想価格は18,500円前後。

USB DAC内蔵ヘッドフォンアンプ「D Zero MK2」

 外形寸法101×55×11mm(縦×横×厚さ)、重さ95gと薄型なのが特徴。USB入力を備えており、Windows/MacのPCと接続してUSB DACとして動作するほか、付属のUSB On-The-Go(OTG)ケーブルを使う事で、Android端末(Android 4.1以降でUSB Audioをサポートする端末)とデジタル接続が可能。

 さらに、Lightning-USBアダプタ、またはカメラコネクションキットを使う事でiPhone/iPadとのデジタル接続もできる。

 対応する音声データは、PCMの最大96kHz/24bitまで。PCでもドライバをインストールせず、手軽にハイレゾ楽曲の再生が楽しめる。

 DACはWolfson「WM8740」だが、このチップを2基搭載し、モノラルモードでL/R個別のDACで処理。「広範なダイナミックレンジを実現し、ハイレゾオーディオをより緻密に楽しめる」という。また、最大音声出力は従来モデルと比べて30%以上アップしている。

 アンプ部はオペアンプとバッファで構成。細部にまでこだわった音響調整を施しているという。最大出力は120mW×2ch(16Ω)で、接続するヘッドフォンの推奨インピーダンスは8~300Ω。周波数特性はDAC部が17Hz~20kHz(±1.0dB)、アンプ部が17Hz~100kHz(±1.0dB)。ゲイン切り替えも可能。

 ステレオミニのヘッドフォン出力に加え、アナログステレオミニの入出力端子も1系統装備する。

 リチウムポリマーバッテリを内蔵。連続使用時間は、DACとアンプ部の両方使用した場合は10時間、アンプ部のみの場合は120時間。充電所要時間は約5時間。

背面側

(山崎健太郎)