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フォステクス、スピーカー比較試聴に使えるセレクター。サブウーファの有/無も比較可能

 フォステクス カンパニーは、スピーカーの比較試聴などに利用できる、5系統の出力切り替えが可能なラインセレクター「IS205」を3月中旬に発売する。価格は25,000円。

ラインセレクター「IS205」

 入力端子としてアナログRCA×1、ステレオミニ×1を装備。出力はアナログRCA×5を備えたラインセレクター。入力にソース機器を接続、出力にはアクティブスピーカーや、アンプ+パッシブスピーカーなどを接続し、ボタンを押す事で5系統の出力を切り替え。スピーカーの比較試聴などができる。

 入力もRCAとステレオミニをワンタッチで切り替えられ、CDプレーヤーとポータブルオーディオプレーヤーなど、ソース機器を手軽に変更できる。また、音量調整が可能な入力ボリュームも備えている。

 なお、5系統の出力の内、1系統は独立してON/OFFが可能。例えば、メインスピーカーとサブウーファを同時に鳴らしながら、サブウーファの出力だけをON/OFFし、重低音の効果を確認するといった使い方もできる。

背面

 信号の切り替えには高性能リレー回路を採用する事で、動作を安定化。「自動切り替え機能」も搭載。背面のDIPスイッチ設定で5秒~35秒まで、5秒きざみで、出力の1~4を連続して自動切り替えできる。

 入出力を指定するスイッチは、耐久性が高い2色LED照光式のプッシュスイッチを採用。選択中には黄色、未選択は緑に光らせることで、視認性を高めている。

 アウトプットが選択されていない状態が約4時間継続すると、自動的にスタンバイ状態になり、消費電力が0.5W以下になる機能も用意する。消費電力は2.4W。

 外形寸法は185×96×40mm(幅×奥行き×高さ)、重量は470g。ゴム足やACアダプタを同梱する。

(山崎健太郎)