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バッファローのハイレゾNAS「DELA」、OTOTOYからの自動ダウンロードに対応
(2015/4/1 12:08)
バッファローは、ハイレゾオーディオ向けNAS「DELA HA-N1シリーズ」用のファームウェアVer.2.00を3月31日に公開した。新たにハイレゾ音楽配信サービス「OTOTOY」などからの自動ダウンロードや、USB DAC接続時のAACファイル再生に対応した。
対象機種はDELA HA-N1シリーズの「N1Z(HA-N1ZS10)」(実売714,000円前後)と「N1A(HA-N1AH20)」(同156,000円前後)。
今回のVer.2.00アップデートにより、対応するハイレゾ配信サイトからの自動楽曲ダウンロードが可能になる。対応サイトは国内の「OTOTOY」と、ドイツの「High Res Audio」。N1シリーズに対応配信サイトのアカウントを登録することで、スマホやPCなどで購入した後、PCにダウンロードしなくても、N1シリーズへ直接保存可能。N1シリーズのフロントディスプレイで楽曲のダウンロード状況を確認できる。
定期的にN1シリーズがサイトへアクセスし、購入済みの楽曲を自動でダウンロードするため、従来のように手動でNASへダウンロードする手間が不要となる。また、自動ダウンロードをしないように、フロントディスプレイで設定変更することも可能。再開する時は設定でオンにすると登録済みのアカウントを使って自動でダウンロードを再開する。今後も、他の国内外音楽配信サイトへ仕様を開放し、対応サイトを順次拡大する予定。
両機種とも'14年12月のアップデートでUSB DACとの直接接続に対応し、スマホやタブレットのアプリ操作でNAS内の音楽をUSB DACから出力可能になっている。1月に公開したβ版ファームウェア(Ver.1.11β)では、対応USB DACとしてAyre「QB-9」やCHORD「Hugo」、North Star Design「Supremo」、Playback Designs「MPD-5」など8機種が加わっており、今回のVer.2.00ではこれらの機種に正式対応となる。接続動作確認済みのUSB DACは同社サイトで案内している。
また、USB DAC接続時に、AACファイルの再生にも新たに対応。また、DSDファイルのPCM変換再生時の再生品質を改善した。なお、その他のファイルも再生できる場合があるが、サポート外となる。
そのほか、バックアップドライブ接続時に、ディスプレイにアイコンを表示するように変更。ネットワークケーブル接続時の認識速度も改善した。