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GRADO、約25,000円のBAイヤフォン「GR8e」。チューニングモデル「GR10e」も

 ナイコムは、GRADOの新イヤフォンとしてバランスド・アーマチュアユニットを搭載した「GR8e」と「GR10e」の2モデルを4月中旬に発売する。価格はどちらもオープンプライスで、店頭予想価格は「GR8e」が25,000円前後、「GR10e」が35,000円前後。

BAイヤフォンの「GR8e」

 どちらもバランスド・アーマチュアユニット(BA)を搭載したカナル型のイヤフォン。ワイドな帯域幅が特徴という独自のBA設計を採用している。

「GR8e」をベースにチューニングを施した「GR10e」

 「GR8e」の筐体はコンパクトで、「耳道の中に心地よくフィットし、心地よい低音と優れた遮音性を発揮する」という。再生周波数帯域は20Hz~20kHz、インピーダンスは120Ω。最大入力は20mW。感度は118dB。

 上位モデルの「GR10e」は、GR8eと基本設計は同じだが、「全ての面においてファインチューニングを施した」というモデル。ディストーションを低減、高音域・低音域のパフォーマンスを拡大するという部品素材を新たに投入。「比類なきレベルの正確性を誇る」とする。

 周波数特性は20Hz~20kHz。インピーダンスは32Ω。最大入力は20mW。感度は113dB。

 ケーブルの長さはどちらのモデルも1.3m、重量も9gで共通。入力端子には金メッキを施し、イヤーピースはS/M/Lの3サイズ。予備のフィルタも付属する。

GR8e
GR10e

(山崎健太郎)