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「最高品質と美しさ」を追求するDITA、イヤフォン2機種投入。バランス駆動型も

 アユートは、シンガポールのイヤフォンブランド「DITA」の日本国内正規代理店として製品の取り扱いを開始。イヤフォンを2モデル発売する。価格はオープンプライス、直販価格は「Answer」が72,800円(税込)、「Answer Truth」が108,800円(税込)。発売日は改めて案内するという。カラーリングは「Answer」がスモーキープラチナ、「Answer Truth」がサテンブラック。

「DITA」の「Answer」、スモーキープラチナモデル

 これに加え、直販サイトのアキハバラ e 市場、e☆イヤホン、フジヤエービックでは数量限定モデルも用意。「Answer Truth」のマットゴールド(直販99,800円 税込)と、2.5mm/4極のバランス接続に対応させた「Answer Truth Balanced」(サテンブラック:145,800円 税込/マットゴールド:149,800円 税込)も用意する。

 DITAは、「最高の品質と、美しさを兼ね備えたイヤホンを生み出す」事を掲げたブランド。「DITA基準を満たす為」として、ほとんどのパーツを独自開発している。

ベースモデルとなる「Answer」

「Answer」のケーブル

 「Answer」はカナル型のイヤフォンで、10mm径のダイナミック型ユニットを採用。ハウジングには高い剛性を持つアルミを使用。切削加工時に耳側に支点を置く重量バランスで、「ストレスフリーな装着感を実現する」という。

 ケーブルは1.2m、「高音質とフィジカル面の両立を実現した」という「The Fatケーブル」を採用。タッチノイズの抑制や、柔軟性、もつれの回避、耐久性、対候性などを高めるため、多くの検証を重ねて完成させたという。

 入力プラグも独自開発。物性としてレゾナンスを抑制し、非磁性で渦電流が生じないカーボンファイバーをプラグホールド部に採用。耐久性も高く軽量だという。

 再生周波数帯域は18Hz~25kHz。インピーダンスは16Ω。感度は102dB。イヤーピースはS/M/Lの3サイズに、ダブルフランジタイプも同梱。標準プラグへの変換アダプタ、航空機向けアダプタ、プレミアムレザーキャリングケース、カジュアルキャリングケースなども同梱する。

Answerをブラッシュアップした「Answer Truth」

 「Answer Truth」は、「極限までピュアなサウンドを求めるユーザーに向けて、Answerを更にブラッシュアップした」という製品。ドライバユニットのサイズや筐体、付属品など主な仕様は共通している。

Answer Truth
Van den Hulとの共同開発したケーブル「The Truth」

 Answer Truthで強化された点は、Van den Hulとの共同開発したケーブル「The Truth」を採用している事。「Answerの持つ潜在能力を最大限引き出す事に成功した」という。

「Answer Truth」のバランス対応モデルも

 一部店舗や直販サイトで数量限定販売される「Answer Truth Balanced」は、Answer Truthのケーブルを2.5mmのステレオミニミニ、4極バランス接続ケーブルに変更したもの。

「Answer Truth Balanced」のサテンブラック
「Answer Truth Balanced」マットゴールド
2.5mmのステレオミニミニ、4極バランス接続ケーブルに変更されている

 Astell&Kern AK240、AK120II、AK100IIと接続する事で、バランス駆動ができる。なお、2.5mmステレオミニミニから、3.5mmのステレオミニに変換するアダプタも同梱しているため、一般的なプレーヤーでも利用できる。

(山崎健太郎)