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NuPrime、DSD 11.2MHz対応で26,000円の小型USB DAC「uDSD」

 フューレンコーディネートは、NuPrimeブランドの新製品として、コンパクトながらDSD 256(11.2MHz)までのデータに対応できるUSB DAC「uDSD」を5月25日に発売する。価格は26,000円。

USB DAC「uDSD」

 NuPrime(ニュープライム)は、NuForceの共同創業者で元CEOであるJason Lim氏がハイエンドクラス製品を送り出すために立ち上げたブランド。昨年8月に第1弾モデルとなるDSD対応USB DAC搭載プリメインアンプ「IDA-16」を発売している。

 「uDSD」は、外形寸法57×101×23mm(幅×奥行き×高さ)、重量151gのコンパクトなUSB DAC。USBバスパワーで動作し、ヘッドフォンアンプ機能や同軸デジタル出力も備えている。

側面にUSB入力を装備
背面にはRCAアナログ出力、同軸デジタル出力を装備

 再生可能な音楽ファイルは、PCMデータが384kHz/24bit、DSDが11.2MHzまでで、いずれもネイティブ再生が可能。XMOSのUSBコントローラーを採用し、アシンクロナス伝送もできる。対応OSはWindows7/8、Mac OS(5月現在はDSD 5.6MHzまで)に対応。IDA-16に使用されている最新バージョンの3.2USBドライバーを利用する。

 出力は、ステレオミニのヘッドフォン出力、RCAのアナログ出力、同軸デジタル出力を各1系統搭載。ヘッドフォン出力は最大140mW×2ch(32Ω)。同軸デジタル出力はPCM 192kHzまでの対応となる。

 ダイナミックレンジは98dB、SN比は112dB。全高調波歪率0.01%。

接続イメージ

(山崎健太郎)