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ソニー、FM補完放送も録音可能なICレコーダ。実売9,000円

 ソニーは、ICレコーダの新モデルとして、FM補完放送にも対応したラジオ搭載の「ICD-UX533FA」を6月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は9,000円前後。カラーはホワイト、ブラック、ブルーを用意する。

ICレコーダ「ICD-UX533FA」

 2012年に発売した「ICD-UX533F」の後継モデル。ICレコーダとしての機能は前モデルを踏襲しているが、搭載しているFMラジオが、新たにFM補完放送に対応。76~108MHzまでの受信が可能になった(従来は76~90MHz)。FMの録音もできる。また、カラーリングが5色展開から3色展開に変更されている。

3色展開になっている
側面
上部にマイクやマイク端子を装備

 4GBの内蔵メモリを搭載。microsSD/SDHCカードスロットも備えている。録音フォーマットは、リニアPCMが16bit/44.1kHzに対応。MP3は192/128kbpsとモノラルの48/8kbpsから選択可能。WMA/AACの音楽再生も可能。

ホワイトモデル

 会議の議事録作成などを想定した「書き起こし用再生」機能も備え、ファイルを早送り/巻戻ししながら聞きたい箇所を探したり、デジタルピッチコントロール(DPC)で速度調節しながら再生できる。

 ステレオミニのイヤフォン出力と、モノラルスピーカー(20mm径/出力90mW)を搭載。電源は単4電池1本で、ニッケル水素充電池を同梱。付属バッテリでの録音可能時間は約30時間。キャリングポーチ、USB接続補助ケーブルなどを同梱する。外形寸法と重量は102×36.6×13.9mm(縦×横×厚さ)、約58g。

(山崎健太郎)