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LTEとAndroid4.4.4搭載モバイルプロジェクタがソフトバンクから

 ソフトバンクモバイルは、LTE対応でAndroid 4.4.4を搭載したモバイルプロジェクタ「モバイルシアター」を9月以降に発売する。

モバイルシアター(写真は米ベライゾン版)

 ZTE製のモバイルプロジェクタで、5型/1,280×720ドットの液晶タッチパネルとAndroid 4.4.4を搭載し、スマートフォンにモバイルプロジェクタを内蔵したような製品構成となる。また、国内初のLTE対応モバイルプロジェクタとなる。

 投写サイズは最大120型で、輝度は200ルーメン。Androidを搭載しているため、スマートフォンやタブレットと同様に本体でアプリ実行が可能。本体のディスプレイ映像やアプリケーションをそのままプロジェクタで投写できる。

 Miracastによる無線接続やHDMI外部入力にも対応。スピーカーも搭載し、側面のボタンで音量調整が可能。トレイタイプのmicroSDメモリーカード(SDXC対応)スロットも備えている。

CDケース5枚分ほどの大きさ
前面に投写レンズを備える
背面にHDMI、USB端子、ステレオミニのアナログ音声とmicroSDメモリーカードのトレイを各1系統搭載
最大120型サイズの投影が可能

 SoftBank 4G LTE/SoftBank 4Gの高速通信に対応し、モバイルWi-Fiルータとしても利用可能。無線LANは、IEEE 802.11a/b/g/n(2.4GHz/5GHz)対応となる。Bluetooth Ver.4.0に準拠する。CPUは2GHzクアッドコアのMSM 8974。メモリは2GB、ストレージメモリは16GB。

SoftBank 4G LTE、Wi-Fi、Bluetooth 4.0に対応
Miracastにも対応する
専用リモコンアプリにも対応するが、国内での提供は未定

 バッテリ容量は6,300mAhで、約3時間の投写が可能。外形寸法は約134×131×33.3mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約579g。

 19日に行なわれた記者説明会では、米ベライゾン版の実機が展示されていた。今後、国内向けにローカライズ作業を進めるという。

YouTubeアプリや音楽、ビデオの再生プレーヤーアプリなどを備える
ビジネス向けのアプリも搭載
タッチパネルでプロジェクタを操作する

(臼田勤哉)