ニュース

エレコム、Knowles製BAユニット/ダイナミック型×2基のイヤフォン

 エレコムは、バランスド・アーマチュア(BA)ユニットを採用したカナル型イヤフォン「AQUA」(EHP-BA100)と、ダイナミック型ユニットを2基搭載した「EHP-CA2D3510」を6月下旬に発売する。価格はEHP-BA100が24,900円、EHP-CA2D3510が8,870円。

BAイヤフォン「AQUA」(EHP-BA100)のブラックモデル

 どちらのモデルにも、マイク・リモコン付きモデルを用意。型番はそれぞれEHP-BS100、EHP-CS2D3510となり、価格はEHP-BS100が26,680円、EHP-CS2D3510は9,760円。マイク内蔵のリモコンスイッチを備え、着信応答/終話/再生/一時停止などが可能。ボリューム調整用のスライドスイッチも備えている。

BAイヤフォン「AQUA」(EHP-BA100)

 「中高音はもとより、低域もバランスよくカバーする」という米Knowles製のBAドライバ「RABシリーズ」を採用。ユニットはシングル構成。カラーはブラック、シルバー。

マイク・リモコン付きモデル、EHP-BS100のシルバー

 筐体は、ハウジングから音導管まで高剛性真鍮の削り出しで、ドライバーヨークから発生する余分な振動を低減している。ハウジング内部の空間と強度を補強し、ドライバの性能を最大限発揮させるという独自構造「Sonic resonating structure」を採用する。

 イヤーピースは、内外の硬度を変えた2層構造。サイズはS、M、Lを同梱する。ケーブルには、弾力性の高いTPE(熱可塑性エラストマー)を使用。溝を入れることでからまりを防ぎ、スライダーも備えている。長さは1.2m。ケーブルクリップも同梱する。

 インピーダンスは48Ω。音圧感度は105.5dB/1mW。再生周波数帯域は20Hz~11kHz。重量はイヤフォン本体が約12g。PUレザー製専用ポーチが付属する。

ダイナミック型×2基の「EHP-CA2D3510」

 ダイナミックドライバを2基搭載することで、「音質を向上させながら、お求めやすい価格を実現した」というイヤフォン。6mm径のユニットを2基内蔵しており、「シングルドライバでは実現できない、繊細でバランスのとれた音質に加え、低域~中域に厚みが感じられるダイナミックで臨場感あふれるサウンドを再現する」としている。

ダイナミック型×2基の「EHP-CA2D3510」、カラーはブラック

 筐体の内部空間を大きく設計することで、デュアルドライバの音響効果を高め、豊かで伸びやかなサウンドを実現するという「Sound amplification chamber設計」も採用する。

 イヤーピースは、内外の硬度を変えた2層構造。サイズはS、M、Lを同梱。ケーブルの長さは1.2m。ケーブルクリップも同梱する。専用ポーチも付属する。

 インピーダンスは10.6Ω。音圧感度は104dB/1mW。再生周波数帯域は20Hz~20kHz。重量はイヤフォン本体が約4g。カラーはブラック、レッド、ホワイトの3色。

レッドモデル
ホワイトモデル

(山崎健太郎)